毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

食事に関する考え方をアップデートする☆☆☆☆

勝間式 食事ハック
勝間 和代
宝島社

¥ 1,296
※Kindle版はありません

家族が借りてきた本。以前読んだ、『勝間式 超ロジカル家事』は家事全般を網羅していたが、こちらは食事作りに絞って深化させたもの。『ロジカル家事』だけでは少しもの足りないところがあったので、喜んで読んでみた。

驚くようなことがたくさん書いてあったが、取り入れるかどうかはともかく、説得力のある内容だった。


◆目次◆
はじめに
【理論編】
第1章 加工食品に侵略されている私たちの食卓
第2章 目指すべき食生活はプラントベース・ホールフード
第3章 食事ハックは人生の生産性を上げる
【実践編】
第4章 何はともあれ、最新の調理器具の使い方をマスターしよう
第5章 玄米と全粒粉をおいしく食べよう
第6章 加熱の基本と味付けの法則
第7章 手軽で、おいしくて、おかわりし放題の、毎日の定番メニューの作り方
第8章 すぐに実践したい食事ハック集
おわりに



  • プラントベース・ホールフードのすすめ
  • 便利な道具が出ているなら使おう→だから「食事ハック」
  • 食事を整える=食事の生産性を上げる=人生の生産性を上げる!
プラントベース・ホールフードという言葉は初めて聞いたが、簡単に言えば

植物性食品を中心として、全粒粉や玄米など精製されていない食べものを中心とした食生活(P198)

のことだそうだ。一般的には動物性食品を一切取らない厳格なベジタリアン「ヴィーガン」に当たる*1
動物性食品を食べなければ、お腹いっぱい食べられる。精製されていないものを食べるので、栄養バランスもいい。その結果、自然に痩せて健康状態もとてもいいそうだ。

全部を食べると言っても、「皮や根まで全部食べる」というわけではないらしい。

……ホールフードというと、皮やヘタを食べると誤解されますが、そういうわけではありません。じゃがいもの皮や芽は取った方が良いですし、大根の皮や人参の皮をむいても全く構いません。
 やりたいことは何かというと、例えばキャノーラ油や大豆油のように、食物から分離された油を積極的に摂らないということです。油を摂りたければ大豆を食べたり、ゴマを食べたりすればいいのです(P55)。

ただし、ひとつ問題がある。「プラントベース・ホールフード」というのは時間がかかるので、外では割高になって充分な量を食べられない*2。かといって、家でやるのも手間や時間がかかって大変。
そこを乗り越えるための試行錯誤の結果、現時点でのベストな方法がこの本には書いてあるのだ。


買い物に関する手間はAmazonとAmazonフレッシュでクリア*3
www.amazon.co.jp

料理に関する手間は、新しいツールでクリア。


その結果が、あの“ヘルシオオーブン複数台持ち”なのだ。
それだけではない。この本に繰り返し登場する電気無水鍋ホットクック、勝間さんは何と3台持っているという。
さらに、全粒粉のパンも家で焼いているため、ホームベーカリーも複数台あるとか。
――どれだけ台所が広いんだ、とか電気代やアンペア数はどうなっているのか、とも思うが、勝間さんはこの食生活に、それだけの価値を見出しているということだ。

従来のやり方をすればとても時間のかかる食生活を忙しくても可能にしているのは、やはり調理家電の存在が大きい。材料を切って入れて時間設定をしておけば、あとは勝手にやってくれるので、調理にかける時間はずっと少なくてすむ。


勝間さんは今どき洗濯板で洗濯する人はいないでしょう、と書いていた。

今、家でご飯を炊くのに、炊飯器を使わない人はほとんどいないと思います。そしてほとんどのおかず作りが炊飯器並みの手間で可能になるというイメージを持ってみてください(P252)。

確かに、ご飯を炊くのを炊飯器に任せるのに抵抗はないのに、なぜ煮たり焼いたりを機械に任せるのは手抜きのように感じるのだろう。その思い込みを捨てれば次のステップに進めるのかもしれない。
別のところで、鍋の代わりがホットクック、フライパンの代わりがヘルシオオーブンなのだとも書いていた。
タイトルを見た時に食事とハックがどう結びつくのか不思議だったが、確かに“便利なツールを使って生産性を上げる”はハックだ。


そして、食事の生産性を上げると、健康的になり、睡眠の質が上がった結果、仕事にも集中できるようになるという。つまり、人生の生産性まで上がるのだ。
そう考えれば先進的な家電を買うのも「投資」と言える。


この本は、テーマが「動物性食品を摂らない」という食生活に関する内容と「食事作りの生産性を上げる」という手段の2本立ての内容になっているのでややこしいが、動物性食品を摂る人でも「生産性を上げる」手段は取れる。そのためだけに読んでも充分価値がある。
その上で、自分ができる範囲で食事内容を変えられれば、より健康に近づけるはず。


女性男性に関係なく、みんなが忙しく働いている今、料理をする人が減っているのだそうだ。その結果、加工食品が増え、さまざまな健康問題が起きているという。自分が食べるものを自分で作る、それだけでも大きく差がつく。
男性でも勝間さんの開く料理塾に参加し、ホットクックやヘルシオを買って自分で作るようになる人が多いそうだ。

健康になりたい人、簡単に食事を用意したい人、忙しいけど自分で作って食べたい人はぜひ読んでみてください。
私のアクション:ホットクックをレンタルしてみる
■レベル:離 革新的な内容なので。 

関連記事
読書日記:『勝間式 超ロジカル家事』


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:勝間さんは外食では、あまり厳密にやり過ぎないようにしているそうです

*2:それ以前に提供している店が少なく、選択肢がないそうですが

*3:今のところ、東京を中心に関東の一部のみのサービスです