ご飯はスムーズにのどを通り、パンがパサパサする理由(P70)
ご飯はお米に水分を含むが、パンは水分を飛ばして焼き上げる。喉の通りをよくするために油分が必要になり、バターやジャムを塗りたくなる。
ご飯の代わりにパンを食べると、ご飯では必要としない油分や糖分を余分に摂ることになる。
意識的に食品ブランドを変え、リスクを分散する(P111)
著者は玄米を常食しているが、意識的に毎回産地・生産者を変えている。
これは、同じものを食べ続けることによって受ける影響を避けるため。(生産者が信頼できる人だったとしても、水源や土壌が、生産者さんの知らない事情で汚染される可能性も否定できない)
「いただきます」「ごちそうさま」を習慣化する(P132)
食事の始めに「いただきます」を言うことが習慣になっていると、脳は「いただきます」と言う言葉を聞いた時点で「食べ物が身体に入ってくる」ことを察知するようになる。
「いただきます」を合図にしたいが受け入れ体勢に入るため、消化吸収がスムーズに進み、胃腸への負担も軽減される。
さらに「ごちそうさま」と食事の終わりをきちんと宣言すれば、ダラダラと惰性で食べ続けることがなくなる。つまり、暴飲暴食を防ぎ、ムダに食べることの歯止めになる。