「機内食の食べ方」で時差ボケは解消できる(P72)
ポイントは「現地の朝食時間に合わせて食べること」。現地の夜中に当たる時間に機内食が出されても、パスする。
体内時計を動かすには、バランスのよい食事を摂る(P98)
ひとつの食材だけよりも、炭水化物、タンパク質、脂質など、バランスよく摂ることが必要。
インシュリンが出やすいものが「時計を動かす」(P98)
GI値の高い炭水化物には、体内時計を前に進める効果がある。
インシュリンの分泌が盛んな食品の方が、「体内時計をリセットしやすい」。
夕食時には低GIの食品を食べてできるだけ体内時計を動かさず、高GIの食品を朝摂るようにするとよい。
朝のスイッチを入れる(P122)
体内時計に「朝」と認識させるのが重要。
1.絶食時間を空ける(早寝する)
2.「朝」と決めた時間帯の食事時間にしっかり量を食べる
ことが必要。
夕食の量が多いと、朝型に変えにくい(P120)
日本人は夕食にボリュームが偏りがちだが、朝しっかり食べることが体内時計を動かすために必要。
朝食・昼食・夕食の割合が「2・3・5」の人が多いが、理想は「4・3・3」、せめて「3・3・4」をめざす。
チョコチョコ食いは逆効果(P124)
チョコチョコと回数を増やして食べていると、絶食時間が均等で短くなり、体内時計をほとんど動かせなくなる。
食事の時間帯さえ守れば、「起きて、寝る」というダラダラリズムを破棄し、活動・就寝のメリハリを取り戻せる(P149)
体内時計がずれる=最終的に「疾患」になりやすい体になっている(P180)
いろいろな時計遺伝子が働かなくなると肥満になりやすく、最終的にはがんにかかりやすくなる。