毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「自分の好き」を貫く☆☆☆

脱力系ミニマリスト生活
森 秋子
KADOKAWA (2017/06/01)
¥ 1,296


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脱力系ミニマリスト生活
KADOKAWA / 角川マガジンズ (2017/06/01)
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ネットで見かけて面白そう、と思って地元の図書館に予約した。すると、すごい人気でなかなか回ってこない。1年近く待ったのではないだろうか。
でも、内容はどちらかと言えば「気楽な読みもの」に近く、さらっと読めた。


◆目次◆
第1章 片付けは恋愛と似ている―捨てられない本当の理由は自分のなかにある
第2章 クレジットカードをやめたらお金が貯まる―買い物欲を手放してお金が貯まる習慣
第3章 ドレスコードは清潔―洋服・ファッション・美容、少ないもので丁寧に
第4章 完璧を捨てると家が輝く―古いものの大切使いで、物欲と家事が減る
第5章 頑張りすぎないで幸せな食卓―旬の食材は、時間とお財布にやさしい
第6章 家族レジャーを捨てると休日が輝く―ゼロプライスで、すぐそばにある幸せの見つけ方
第7章 人間関係のこだわりを手放す―「ミニマリスト」「反ミニマリスト」主義なんてなんでもよい。自由に友人や家族と共存する

著者は東京に住む主婦。ブログ「ミニマリストになりたい 秋子のブログ」が人気を呼び、この本が出版されたそうだ。

とにかく、文章が面白い。
著者は古い家具が好きで、服も古着を安く買うスタイルが基本なので、生活に取り入れたいところはそれほど多くなかったが、シンプルに文章が楽しめた。


読んで思ったのは、「この人は欲が枯れているミニマリストではなく、自分の欲に忠実でいたくてミニマリスト生活に入ったタイプ」だな、ということ*1
つまり、自分の欲には貪欲だが、それ以外はすべてカットしてしまう。このメリハリ、潔さが素晴らしい。
お子さんがいらっしゃるのだが、“ママ友とのつき合いは一時的なもの”と割り切ってしまったそうだ。そこまでミニマムにできる人は少ないかもしれないが、自分らしく生きるには、周りの目や同調圧力から距離を置く、と決めてしまった方がいいかもしれない。


自分の欲望に正直な分、どうでもいいところは徹底的にカットする。流されないことが大切だ。
そのやり方のひとつ、キラキラしたカタカナ語句を言い換えて溜飲を下げる方法には笑ってしまった。
例)
「ママ友とレストランでランチした」→「母親同士で、食堂でごはんを食べた」
「プチプラで高見え」→「安物で高いふり」 など
雑誌で紹介されているような「洒落たライフスタイル」は憧れるが、言い方を変えてみたら、「そんなに素敵じゃないかも」と冷静になれそうだ。


やってみたいと思ったのは、アイロンと洋服ブラシで清潔感をキープすること。
著者によれば

 ブラシとアイロンをかける人生か、かけない人生かで、清潔に生きるか不潔に生きるかが決まると思っています(P72)。

だそうなので、これは大きい。

さらに、下着は1~2年に1回、一度に入れ替えると決めているそうだ。
著者は「脱力系」を名乗っているが、実はとてもメリハリのある暮らし方をされていると感じた。好きなことにはお金も時間もかけてこだわっている。
自分の好きに正直でいていいんだ、と少し気が楽になった。


掃除もやりすぎないのがいい感じだ。
生活は毎日続くものなので、完璧を目指すと辛くなる、という。このくらい「マイルール」を徹底するのもいいかもしれない。


この本の「マイルール」をそのまま取り入れなくても、「マイルール」へのこだわり方を学ぶだけでも充分役に立つはず。
ブログがまだそのまま読めるようなので、興味のある方は内容がご自分の好みに合うかどうか試してからどうぞ。
私のアクション:服にブラシをかけてみる
■レベル:破 いわゆる「ミニマリスト」のイメージとはちょっと違います

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*1:著者の欲は「お金を貯めたい、自分の時間を増やしたい、自然を貪りたい」だそうです