毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

家にあるのは「役に立つと思うものと美しいと感じるもの」だけ☆☆☆☆

※ [Kindle版] はこちら

家族が借りてきた本。最近シンプルライフに関する本を続けて読んでいるが、この本もなかなか面白かった。


◆目次◆
はじめに
第1章 モノを減らす心構えを身につける
第2章 捨てる、残す、譲る。片づけ上手はこうしている!
第3章 部屋別・持たない暮らし実践編
第4章 ライフスタイルを変える
おわりに

著者はアメリカ人エッセイストで、ミニマムライフを提唱するブログ「miss minimalist」(英語です)を主催している。
アメリカでは2010年に出版された本。日本では今年3月に出ている。いよいよ日本でもミニマリストが増えてきた・定着してきたのかもしれない。


4つの章に分かれていて、第1章でミニマリストの心構え、第2章で片づけの方法を学び、第3章で具体的に片づける。第4章はミニマリストの生き方が環境にどう貢献できるのか、といった話が中心なので、第3章まで読めば実践できる作りになっている。

著者が提唱する【誰でも片づけ上手になれる10か条】はこちら。

・一からやり直す
・捨てる、残す、譲る
・モノの存在理由を明確にする
・モノの定位置を決める
・すべての水平面をスッキリさせる
・モノを機能別にまとめる
・モノの上限を設定する
・ひとつのモノを入れたら、ひとつのモノを出す
・モノをひたすら減らす
・毎日のメンテナンスを心がける(カバー裏より)

実際に、第3章では、部屋・場所ごとにこのプロセスで片づけていくのでわかりやすい。


一番印象的だったのは、次の言葉。

 私たちにもっと必要なのは「スペース」なのです。
 考え、遊び、想像し、家族と一緒に快適に過ごすためにはスペースが欠かせません(P3)。

片づける、ものを減らすと考えると大変な気がしておっくうになるが、「もっとスペースを確保する」と考えれば、やる気が出そうだ。
ものがあふれた環境は、作業もしにくいし集中できない!というのは日々実感しているので*1


もうひとつ、思わず笑ったのが上の10か条にもあった「水平面をスッキリさせる」。つまり、水平のところにはものを置かない。キッチンの作業台やテーブル、そして究極の平面は床。そうですよねー、そこがものだらけだと大変になりますよねー。痛い。
でも、「とりあえず水平面はキレイに!」を優先すれば、いろんなことが楽になりそうだ。


好きだからと何でも買わずに楽しむ方法や、ものを選ぶ時にパレートの法則*2を使うなど、新鮮なこともたくさん教えてもらった。
引用されていた英国の作家・デザイナー、ウィリアム・モリスの「役に立つと思うものと美しいと感じるもの以外は家の中に持ち込んではいけない」という言葉はこれから“自宅の守衛”*3になるために、肝に銘じておきたい。


アメリカ人の書いた本だからなぁ、と最初心配していたライフスタイルの違いはそれほど感じなかった。日本でも充分そのまま使える方法だ。
以前よく読んでいた土井英司さんのビジネスブックマラソンでも紹介されていた。

ビジネスブックマラソンの紹介記事はこちら

また、面白い紹介記事があったので、こちらもリンクを貼っておきます。
ミニマリストな女性に学ぶ、おしゃれで心地よい生活をつくる3つの習慣――DRESS


日本人向けの本であまり結果が出なかった人はぜひ読んでみてください。
ご本人が楽しそうなのと、「ものが減るとこんなにメリットがあります!」という解説がモチベーション維持につながるかもしれません。
私のアクション:パレートの法則を意識してみる=8割は捨てても大丈夫!
■レベル:守 文章があるていど翻訳調なのは仕方ない、するするっと読めます。
関連記事
読書日記:『シンプルに生きる』※ドミニック・ローホーさんのベストセラー


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:交代した職場のトップがどうも片づけが苦手らしく、この頃職場全体が雑然としていてやりにくいなあ、と感じております

*2:20:80の法則とも。ビジネス書によく出てきます

*3:要らないものを増やさないためには、入口で厳しく制限しなければならない、というたとえです