毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「自分テイスト」にこだわるパリの住まい☆☆☆



※ [Kindle版] はこちら

本多さおりさんの本は好きで、順番に借りて読んでいる。
これは今年の初めに出た本で、予約してからずいぶん長い間待ってようやく順番が回ってきた。

「お宅訪問」的なコンセプトなので、どうかなと思いながら読み始めたが、学ぶところの多い本だった。


◆目次◆
はじめに

今すぐ真似できる! かごや保存瓶使いのセンスが魅力的なお部屋
まるで「巣」のような パリのミニマリストのお部屋
パリの収納マニア! すべてが計算されたキュートなロフトスタイル
細かいアイデアが満載! オーガナイズされたパリの5人家族の家
“出しっぱなし”がかっこいい 元倉庫で暮らすパリジャン兄弟の隠さない収納
子どもと一緒に片づけられる! 育児をしながらも好きなモノに囲まれて暮らす
おうちがアトリエ ガレージを改装したパリ郊外の一軒家
収納は彼女、インテリアは彼氏。 2人でコツコツと作ったお部屋
空間をすっきりとみせる アーティスティックな色使いの家
本多家の整理収納 基本の考え方

おわりに

本多さんが「パリのさまざまなお宅にお邪魔して、収納を見せてもらう」という、片づけ本としてはちょっと変わった内容だ。
最後には本多家の最新情報も載っている。


紹介されているパリの家は9軒。5人家族からカップル、兄弟、ミニマリストのひとり暮らしまでさまざま。
たいてい、こういう「個人の住まい紹介」では「あ、これはないな」*1という趣味に合わないところも出てくるものだが、不思議にこの本には1軒もなかった。やはり「本多さんセレクト」だからかもしれない。


ポイントは「自分が好きなものにこだわる」と「ピッタリサイズ」。
サイズにこだわり、手作りの棚の奥行きを半分にしたり(何とまっぷたつにしたのだそう)、好みにフィットする容器が見つかるまでタッパーで我慢している、といったエピソードが面白かった。
どの人も自分好みの空間にするために時間と手間をかけているんだということがよくわかった。


ブクログのレビューに「みんな、モノが多い」というのがあったが、確かにどのお宅も(ミニマリストでさえも)いろいろ並んでいる。
でも、それぞれ自分のテイストになっているので、不思議に雑然とした感じがないのは驚きだった。

もっと「自分が使いやすくて、居心地がいい」ことを大切にしてもいいんだ、というのが一番の発見。
のみの市で見つけた一点ものとか、道ばたで捨ててあるのを拾ってきた、というのが案外多く、その辺はパリらしい。日本でそのまま真似するのはむずかしそうだけど、「いかに自分の好みを知っているかが大事」というのがポイントだろう。


本の最後に本多家の収納が「更新」された様子も紹介されていて、変わったポイントがまとめてあったのもわかりやすかった。
収納とは暮らしながら少しずつ、よりよく成長を続けるものなんだ、というのをここでも感じた。
これからお子さんが生まれてまた本多家の収納も大きく変わっていきそうで、今後も楽しみ。


本多さんがどうキッチンを整理しているかをまとめたセクションが、とてもわかりやすくておすすめ*2
使っている収納道具も具体的に商品名も含めて紹介されている*3ので、即役に立ちそう。


「自分の家を何とかしたい」という目的だと、手に取るのはあとの方になりそうな本ですが、ヒントはたくさんあります。
断捨離方向ではなく、モノはあっても素敵な空間を作りたい、という人に特に向いています。
私のアクション:「自分の好みに合わないものは隠す」を意識する
■レベル:破 応用編的な内容なので、まず基本になる本を読んでからどうぞ。

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読書日記:『モノは好き、でも身軽に生きたい。』
※この本のメモはありません

*1:あくまで自分の好みの問題です…

*2:わざわざビフォー/アフターにしてあるのが親切です

*3:百均で買ったものや、廃番商品もありますが