雰囲気(ムード)美人になるために必要なこと3(P24)
1.外見をよく見せるテクニックを持つこと(着こなし、ヘアメイクのテクニック)
2.心身ともに健康であること(元気で機嫌がよいこと)
3.個性を大事にすること(自分が好きなことを大事にする)
声で気をつけるポイント(P32)
大人の女性なら、「大声で話さない」「早口にならない」「若者言葉を使わない」の3つに気をつけ、落ち着いたトーンで、言葉は丁寧に発音するように心がける。
本当のことを話すのも大切(P34)
人は真実を話す時、自然体で堂々としているので身体全体が共鳴し、よい声になる。逆に嘘をつく時は身体がこわばって、いい声が出ない。
自分が美人に見える「場所」を知っておく(P50)
光を味方につけ、光で得をするために安全地帯のリストを作る。
間接照明やキャンドルライトの雰囲気のあるレストランやバー、晴れた日のゲレンデやスケートリンク、薄暗い水族館や美術館など。
逆に、天井から蛍光灯などの強い光を受けるところはNG。顔の印影が強調され、目の下のクマや頬のたるみなどがより目立ってしまい、青白い光が肌をくすませる。
レストランではダウンライトの真下の席には座らない。
10歳若く見える3つの心がけ(P56)
「姿勢」「表情」「清潔感」の3つ。
「着る服がない?」は、クローゼットとおしゃれの新陳代謝を考える合図(P66)
大人になったら似合わない服(P71)
少女っぽい服、カジュアルすぎる服、露出の多い服、がんばりすぎに見える服などが、“大人の女性”には「似合わなくなる服」。
ナチュラルな素材感の木綿や麻などの生地は、マットな質感がハリのなくなった肌に残されたかすかなツヤすら吸い取ってしまう。キラキラ光るアクセサリーや光沢のあるシルクのスカーフなどを投入し、失ったものを補おう。
私たち世代になるとどんなにゴージャスなものでも品よく着こなすことができる(P72)
毛皮や大ぶりのアクセサリー、赤い口紅も余裕。
若い頃は「おしゃれは引き算」と言われたものだが、これからは「足し算のおしゃれ」を楽しむ時。
オーバー40にとってのニット(P78)
身体にフィットしすぎないサイズ感が重要。タートルネックは首の部分に多少余裕のあるものを選ぼう。
若い頃にこれさえ着れば“おしゃれ”というテッパンアイテムは危険(P78)
本当に今の自分を輝かせてくれるものなのか、時々冷静にチェックする。いつまでもそれが通用すると思い込んでいると痛い目に遭う。
ワンマイルウェア禁止!普段着革命を!(P81)
ワンマイルウェアは若い人たちのものと割り切り、部屋着というカテゴリーもなくしてしまおう。朝起きたら、すぐに寝間着から普段着に着替える。
ポイントは普段着の格を上げること。スーツやフォーマルウエアなどは別として、今まで外出着として大切にしていた服を普段着として着てしまう。
死ぬ時に持って行けるのは思い出だけ(P87)
毎日の生活の中で好きなものを着て、好きなものを使って、楽しい思い出をたくさん作ることこそが大事。
レストランにはいいコートを着ていく(P102)
海外のレストランでは、たいてい入口付近にクロークがあり、コートや手荷物を預かってくれる。それからテーブルへ案内してもらうという段取りだが、いいテーブルにつけるかどうかは、そのコートの良し悪しもポイントになるという。
その人の装いが場にふさわしいものか、お店に対しての敬意を感じられるかが判断される。カシミアなどの高級素材や上品なデザインのもの、ブランドのネームタグも威力を発揮する。
フランスのマダムから学んだ「赤い口紅=大人の女性のエレガンス」(P122)
ヘアはさりげなくまとめ、肌はシミやソバカスをコンシーラーでカバーしてパウダーを重ね、眉を整えたら赤い口紅をつける。それだけで、洗練された大人の女性に見える(ポイントは、すべてを整えすぎないこと!)。