内容に感動したので、最初に出たこちらの本も読んでみたくて、図書館で借りた。
なるほどな、と思うところはたくさんあったものの、『もっと簡単に暮らせ』ほど衝撃は受けなかった。
◆目次◆
はじめに
第1章 思考をシンプルに
第2章 家事をシンプルに
第3章 時間をシンプルに
第4章 人間関係をシンプルに
第5章 「減らす」をシンプルに
第6章 「着る」をシンプルに
第7章 掃除洗濯をシンプルに
第8章 持たない暮らしをしてみたら
「それほどでも…」と思った理由は、『もっと簡単に暮らせ』の巻末に、この本の内容も含めたコツがまとめてあったため、あまり新鮮に感じなかったからだと思われる。
あとは、意外に私のふだんやっていることと同じようなことが書かれていたからかもしれない*1。
ちゃくまさんのすごいところは、徹底的に「迷いを排除している」ことだ。
『もっと簡単に暮らせ』には、「どうでもいいことは3秒で決める」が印象的だったが、この本には「ものを選ぶ時は完璧を求めない」と書いてあった。
自分の希望を7~8割クリアしていたらOKと決めてしまえば、迷う時間を減らせるのだそうだ。しかも、いったん決めてしまったら迷わない。
これも「80:20の法則」の一種で、時間を無駄にしない賢いやり方だと感じた。
印象に残ったのは「人間関係をシンプルにする」ルール。
シンプルライフの本で「人間関係」を取り上げているのは珍しいと思うが、ちゃくまさんは「人付き合いの原則は、相手によって態度を変えない」、このルールだけで人間関係にまつわるいろいろな面倒から距離を置いているそうだ。
相手によって態度を変えるから自分も疲れるし、トラブルの原因にもなりがち。
誰に対しても同じ自分でいれば、裏表がないので揚げ足を取られることもなくなりそうだ。これは目からウロコだった。
意外に感じたのが「持たない生活は、ガマンではない」ということば。
欲しければ買えばいい、と書いてあった。
自分を知り、本当に欲しいものや、目的がわかっている暮らしを目指せばいいのだ。
ちょっと気がラクになった。
やはりこの本も淡々としているので、好みは分かれると思いますが、こんな考え方もあるんだ、と気づけば自分なりに暮らし方を見直すきっかけになるはず。
ピンと来た方はぜひ読んでみてください。
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■レベル:離
以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。
※メモは近日中にUPします!
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