毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「スッキリ!」を選択すると自分らしく生きられる


すごい偶然が積み重なって借りられた本。
書店で見かけた、歯医者さんの書いたある本*1を読みたいと思って調べたら、出てきたのは同じ名前の著者が書いたこの本。「直感」が最近気になるからまあいいか、と借りてみたら、何と同姓同名ではなくて同じ人が書いた本だった。
歯医者さんがこんな本を書くとは。衝撃的だった。

著者の岡田さんは神戸市で歯科医院をされている現役の歯医者さん。治療に携わるうち、「歯が痛いとやって来る患者さんの中に、歯の問題ではない患者さんが多い」ことに気がついたそうだ。何もせずに帰すわけにもいかず、かといって悪くもない歯を治療する*2のも問題だ。
それで、何かいい方法はないものかと試行錯誤した結果、できたのが自分の潜在意識を使って体に聞く方法「BCC」。

BCCとは、「Brain's Consensus Communications」(ブレインズ コンセンサス コミュニケーションズ)の頭文字をとった略語であり、直訳すると「脳と意見を一致させるための会話」となります(P57)。

「そんなことができるの?」と不思議に思うが、この本を読めばひととおりやり方はわかるし、すでにたくさんの歯科医などに伝授していて、結果も出ているのだそうだ。


実は西洋医学ではすべてをカバーできていないそうで、自律神経を調整する方法がないという。さらに、西洋医学には体全体をみる術がなく、実際にはねんざや手脚の問題などから歯が痛くなっていても、歯科医は歯しか診られないため原因がわからないという問題が起きてしまう。

よりよい治療法を追究した結果生まれた方法なので、「体の問題を改善する」手段としての使い方が主に紹介されているが、潜在意識を使うため、使いみちは無限にある。自分に合う道具や衣類をチェックして能率を上げたり、子どもの学習意欲を引き出すこともできるし、言葉が話せない赤ちゃんの欲求を知ったり、ペットの気持ちを探ることにも使えるのだそうだ。

直感力を高めることができれば、さまざまなことに使える。サブタイトルにある“世界一シンプルな能力開発メソッド”というのはここから来ている。
ちなみに、この本では「直感」と「直観」の違いを次のように定義している。

無意識でとらえるのが直感。
それを意識することで経験としてつみかさねて理解するのが直観(P98)。

直感はある程度生まれつきの能力に左右されるが、直観は実践するうちに磨かれてくるという。そして、直観が使えるようになると、自然と直感力も高まるそうだ。

この方法を使うことで自然と自律神経のバランスが取れてくる、というのが私にとってはとても魅力的に感じた。
自律神経の乱れで起きる病気が多いので*3


私はいろいろなトレーニングをしているので比較的すんなりできるようになったのかもしれないが、特にむずかしいことはなく、“自分の感覚をキャッチする”ことができるようになれば使えると思う。あとは実践あるのみ。
人の調整をするならきちんと習いに行った方がいいと思うが、自分に使うだけなら本を読めばすぐに試せる。


変に宗教的なところもなく、科学的なことしか信じないという人にも取り組みやすいのが魅力だと思う。
ピンと来た人はぜひ読んでみてください。
私のアクション:毎日使ってみる


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

私たちはすでに「直観力」を使っている(P6)

「スッキリ!」という感覚がそれです。
(中略)
あなたが本当にスッキリする行動を選択したなら、健康になり、日常生活が気楽になり、本来の能力を存分に発揮するようになり、さらには人生に迷わなくなります。
(中略)
「スッキリ!」を選択することは「直観力」を使うことであり、それによって、スッキリと生きられるのです。

「楽な方、心地よい方へ」(P30)

というのは、操体において体と対話する時の原則であり、個人個人に合った呼吸や食、それから心のあり方を探る上で重要な指標となっているようです。

小さな「スッキリ!」を習慣にすると生き方が変化する(P47)

「何かスッキリしないなあ」と感じた時、すでにその人の体はバランスを崩し始めています。
(中略)
しかし、そんな体の変化を正確に感じとることはできません。
(中略)
心と体における「スッキリしないこと」の積み重ねが病気を生むのです。

スッキリしないことがあれば、少しでもスッキリさせてみる(P48)

たとえば、本棚の揃っていない本が気になったら、それをスッキリ揃えてみます。すると不思議なことに、関係のないはずの他のことまでスッキリしてくるものです。

心と体には「意識できる部分」と「意識できない部分」がある(P51)

脳科学的には99%が無意識の部分で、意識できる部分はわずか1%だということです。そして、その両者にギャップがあると「何かスッキリしない」ということになるのです。
(中略)
…「意識と無意識のギャップ」と言ってもいいでしょう。そして、そのギャップが埋められて両者が一致すると、「スッキリ!」という感覚がやってきます。

小さな「スッキリ!」を心がける(P54)

別次元=脳の中のあなたがスッキリすれば、三次元のあなたもスッキリします。症状や病気はよくなり、生き方に迷うこともなくなります。
そのような「スッキリ!」は意識と無意識とのコミュニケーションによってもたらされます。「あなたが知っているあなた=意識」ともう1人の「あなたの知らないあなた=無意識」との対話です。対話して双方が意見を調整し、一致したならばスッキリするのです。

BCCで心身をコントロールできる(P76)

BCCによって「無意識のあなた」からの声に対して充分に意識を向けられるようになると、今度は無意識の方から意識側の要望に協調してくれるようになります。
(中略)
このようにBCCを使いこなすことは、脳にある「人間の説明書」を読むようなものです。

「頑張りヤジロベエ」から「ゆらゆらヤジロベエ」へ(P128)

…交感神経優位の状態は倒れないように歯を食いしばって頑張っているヤジロベエにあたり、副交感神経優位の状態はゆらゆら揺れて自然にバランスを取っているヤジロベエにあたります。
(中略)
…健康の維持・回復には、交感神経優位の状態と副交感神経優位の状態がメリハリよく交互に入れ替わりつつ、全体としては少し副交感神経優位に傾いているという状態が最善だといえるでしょう。

*1:『病気にならない人が無意識にしていること

*2:実はそうやってお茶を濁す歯医者さんも多いそうです!怖い!まあ、患者さんが「何かしてください」と訴えるからやむを得ず、というのもあるようですが

*3:もちろんアレルギーもそのひとつで、副交感神経が優位になりすぎた時に起きやすいと言われています