毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

50℃だけじゃない、低温スチーム調理法☆☆☆

50℃洗い 人も野菜も若返る (文春新書 879)
平山 一政
文藝春秋 (文春新書 879)(2012/09/20)
¥ 525

オットがなぜか借りてきた本。私が50℃洗いにはまっているからだろうか。
この本はムックとは違い、写真ははじめの3ページのみ。新書なのであとはひたすら文字ばかりで、およそ実用書らしくない。
でも、どうせやるならちゃんと知っておいた方がいいことがいろいろあった。

著者の平山さんはもともとスチームの技術者として仕事をされてきた方だそうだ。オイルショックの頃、蒸気で蒸す肉団子の工場の燃料費を減らすために試行錯誤していたところ、100℃よりも低い温度の方がおいしくできることがわかったのがこの研究のきっかけになったという。

平山さんが個人で試行錯誤しながら編み出していった方法だということがこの本を読めばよくわかる。科学的にすべてが解明されているわけではないが、50℃で洗うと何が起こるのか、についても説明があるので、疑問に感じる人は読んでみるといいと思う。

50℃洗いのやり方については、私が持っているムック*1とほとんど変わらないが、「50℃浸け」という方法も紹介されていた。大根を30分、50℃のお湯につけてからおろすと辛みが取れ、保存できるようになるなど、魅力的な方法だ。


さらにもうひとつ、この本の柱になっているのは「70℃/90℃蒸し」と呼ばれる低温スチームによる調理法。これも温度計以外はほとんど台所にあるものででき、エコでヘルシーという主婦が喜ぶ方法だ。私はまだちゃんとした温度計を持っていないので*2、温度計を買ったらぜひトライしてみたい。


新書と言ってもかなり薄く、やさしい言葉で書いてあるのですぐ読める。
タイトルの「なぜ人が若返るのか」の答は、野菜をたくさん食べるようになり、やせたり健康になったりした人が多かったからだそうだ。

ムックでひと通りのことはわかるので、それで満足なら読む必要はありませんが、もうちょっとくわしく知りたい、という方にはぜひ読んでほしい1冊です。
※この本のメモはありません

*1:こちらです。カード型温度計がついていて便利50℃洗い  ボウルに入れて50℃が計れるカード式温度計付き (小学館実用シリーズ)

*2:今使っているのは本の付録