毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

心を片づければ、部屋も片づく?!☆☆☆☆

「片づけられない」「捨てられない」性格が変わる本
勝間 まなみ
PHP研究所(2014/08/26)
¥ 1,404

家族が借りてきた本。私の場合、10代の頃から精神状態と部屋の状態はリンクしていたので、「心が片づけられれば、部屋も片づけられるようになります」というのは素直に納得。

しかし、かなーり異色の「片づけ本」だった。


◆目次◆
はじめに
第1章 片づけられない本当の理由は『心』にあった!
第2章 『メンタル・クリアリング』で心のゴミを捨てる!
第3章 『プラス思考』でラッキーを現実化する
第4章 『捨てられない』から脱出する!
第5章 片づけを『習慣化』する方法
おわりに
勝間まなみがおすすめする『プラス思考』になるための参考書籍

著者は住宅関係の仕事を長年されていた人だが、配置転換がきっかけで仕事のやり方が変わり、気がついたらうつに。部屋もまったく片づけられなくなってしまったという。
この本はそこからご自身がどうやって変わっていったのか、その体験を元に書かれたものだ。

だから、説得力もある。
でも、この方法って万人向けなのだろうか。


著者は「片づけられないのは心が片づいていないから。まず先に心を片づければモチベーションが上がり、自然に片づけられるようになります!」と力説している。

心を片づける方法として著者がすすめているのが「メンタル・クリアリング」というもの。
「内観」という言葉で説明されている方法に近い。仏教の本などによくある、「観察すれば消えていく」というものだ。
特にむずかしいことは何もない(下のメモにあります)。


この「メンタル・クリアリング」、続けていけば自然にプラス思考になり、引き寄せ力までUPするのだとか。
著者は、「メンタル・クリアリング」がきっかけで今のマンションに引っ越せたり、新しい仕事をするようになったり、この本を出版するチャンスも舞い込んだそうだ。

このあたりのことが書いてある第3章は、ほとんど「スピ本」と言っていい内容だ。
私が長い間この本の記事が書けなかったのは、この本を紹介していいものかどうか、と迷っていたせいだと思う…。


いわゆる「片づけ本」の内容は、第4章だけ。
この本を借りてきた家族は私と違い、スピリチュアルに興味がないので、読んでみて「何じゃこりゃ」と言っていた。
ただ、第4章にもクローゼットの服の並べ方など、役に立つことも書いてあったので、割り切ってここだけ読むのもいいかもしれない。


この本を読んで一番心に染みたのは、下のメモにもあるが
「一気に片づけるとリバウンドするから、少しずつじっくり」
「片づけるには、まず片づけを好きになろう。イヤイヤやらない」
という言葉。
「ねばならない」でやっても、いいことは何もないのだ。


心を片づける本としては素晴らしいので、☆は4つつけています。
ただ、すべての人がこの本で部屋を片づけられるようになるとは思いません。原因は人によって違うので。
スピリチュアルの考え方がしっくり来る人、片づけ本はたくさん読んで知識はあるのになぜか行動に移せない人は、読んでみる価値ありです。
私のアクション:ひたすら「メンタル・クリアリング」をやる
関連記事
読書日記:『美的収納プログラム』
読書日記:『人生が変わる片づけのルール』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

「心の中のゴミ」とは、心の中に抱えているマイナスの感情や苦痛のこと(P71)

恐怖、不安、孤独、憂うつ、怒り、自己嫌悪、無力感、罪悪感などの否定的な感情。これらのマイナスの感情が溜まっていると、感情のエネルギーが体の中にとどまり、体が思うように動かなくなる。

「メンタル・クリアリング」のやり方(P76~87)

1.マイナスの感情に気づく
まず、落ち着ける時間と場所を決める。ひとりの時間が持てない人は、眠る直前、布団の中がおすすめ。
(自分が落ち着ける状態なら、他の場所、タイミングでもOK)
立っていても、座っていても、どんな姿勢でも大丈夫。

自分の中のマイナスの感情に気づき、その感覚を自分の体で感じることからスタート。

自分を客観的に見て、自分の気持ちを感じる。
嫌な気持ちになったら、その気持ちから逃げるのではなく、意識してそのイヤな感情を体で感じる。

体に痛みが出る場合がある(ちくちく刺すような感じや、重たく締めつけられるような感じ)。そんな時は、体のどこでその痛みを感じているか、その場所を探してみる。そうすると、感情を感じやすくなる。

大切なのは、「頭の中で考える」のではなく、「どう感じているか」に意識を向けること。

2.マイナスの感情を受け入れる
ただ、感じ続ける。

理由は必要ない。過去の出来事や理由を考えるより、気持ちを体で感じることに集中する。

3.マイナスの感情を捨てる
マイナスの感情に気づき、次のその感情を受け入れて感じ続けることで、ある時、ふっとその感情は体から抜けていく。それがマイナスの感情が捨てられた=消えてなくなる瞬間。

辛くなってきたら、無理せず終了してOK。くり返していると、ふっと消える瞬間がやってくる。

「メンタル・クリアリング」を知っていれば、生きていくのがラクになる(P91)

対処法がわかっていれば怖くない。
風邪をひいたら、薬を飲んだり、ゆっくり休養すれば治ることがわかっている。だから、風邪を怖がる人はいない。
心の傷を治す方法を知っていれば、傷つくことへの過剰な恐怖心がなくなる。
「メンタル・クリアリング」の方法を身につけていれば、人間関係で過剰に気を遣うこともなく、自分らしくいられる。
そうなれば、生きることがとてもラクになる。

「マイナスの感情が出たら捨てる、出たら捨てる」をくり返していけば、あなたの周りの環境はどんどんよくなっていく。そして、あなたの心もどんどん明るく強くなっていく。怖いものがなくなり、生きやすくなる。

マイナス思考のあなたに本当に必要なことは(P120)

過去の反省ではなく、未来への想像。人生を素晴らしいものに変化させたいなら、いつでも何度でもイメージする。
考えるだけでウキウキすることや、うれしくなることを想像する。それはプラスのエネルギーであり、いいことを引き寄せる。

心の器をプラス思考で満たす(P129)

メンタル・クリアリングでマイナスの感情を捨てても、生きている限り、また人間である限り、マイナスの感情は生まれてくる。マイナスの感情が生まれたら、それが大きな塊になってしまう前に捨てよう。そして、心の中にある器には、マイナスの感情がなるべく少なくなるようにしていく。
心の器に余裕ができたら、そこにはプラスの感情を注いでいく。
プラスの感情が増えていけばプラス思考になり、潜在意識もいいものを引き寄せてくれる。

部屋を片づけたければ、まずは心のゴミを捨ててプラス思考になる(P136)

波動が軽くなれば、片づいていない重い部屋にいられなくなる。おのずと部屋も軽く、片づいたきれいな部屋にしようと思うようになる。心の状態に合わせて部屋が変わっていく。

「使っているか/使っていないか」で分ける(P143)

事実だけ。考える必要はない。

着た洋服をしまう時は、必ず右端にかける(P148)

色や柄に関係なく、すべて右端に。クリーニングに出して戻ってきた時、選択した時も右にかける。これを続けていくと、いつの間にか左側に並んでいるのは着ていない服ばかりになる。
クローゼットの中がいっぱいになったら、左端にある服から処分。

衣替えもルールを守って(P150)

クローゼットの下の空いているスペースに収納ボックスを置く。その季節に着ない服を種類別に入れておく。この時、必ず前から入れるようにする。
寒くなってきたら、ボックスに入れていた冬服を出してハンガーに掛け、ポールの右端にかける。この時、左端の着なくなった洋服をボックスにしまう。ボックスの中でも季節の順に洋服が並んでいくので、季節の変わり目を意識することなく、必要な洋服が必要な時にポールに掛けられている状態に。ボックスの奥にあって、ポールに掛けることのない洋服は着ていない服なので、処分を検討する。

捨てられない人にとって大事なのは、「捨てよう!」と思った時に、すぐに捨てられるようにしておくこと(P153)

それだけで、捨てるという行動が取りやすくなる。
「捨てよう」と思うタイミング、モチベーションは人それぞれ。自分のタイミングで捨てればOK。

一気にやってしまう人ほど、リバウンドしやすい(P180)

ダイエットと同じ。一度、きれいに片づけてしまうと、「これで当分大丈夫」という気になり、油断しているうちに、また元の状態に戻ってしまう。
自分のペースで確実に進めるようにする。

片づけられるようになるためには、片づけを好きになること(P183)

そのためには、イヤイヤやらないこと。無理しないこと。
イヤイヤやっていいことは何ひとつない。