毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「収納」から「集納」へ☆☆☆☆


草間雅子さんの本。先に「整理術」の本を読んだが*1、やっと読みたかった「美的収納」の本が借りられた。

新鮮で面白かった。


◆目次◆
奇跡のビフォーアフター
はじめに
「集納」という新しい考え方

第1章 作業をはじめる前に ゴールイメージを考えましょう
第2章 実践編 美的収納は5つのステップで行います
集合
処分
仮置き
器選び
本置き
第3章 アイデア
あとがき
ショップリスト
[ふろく]集合表

この本の前半では、著者のクライアントさんのプロセスを、実際に写真付きで紹介している。


ステップは5つ。
集合→処分→仮置き→器選び→本置き
※「器」とはものを入れる道具の総称。棚や家具も含まれる。

集合とは、あるカテゴリのものを、まず家中から集めてくること。
著者の経験によれば、ひとつのカテゴリが家中にバラバラになっていることが多いそうだ。服、文房具、食品ストックなど。

 どうすればその人にとって一番居心地のいい家にすることができるだろうかと考えた結果、出てきた答えが、「棚を買うより、捨てるよりも前にまず、家中のものを分類して集めてきて、カテゴリごとに全体像を把握する作業が必要」ということだったのです(P19)。


「使うところに置く」ではなく、「カテゴリごとにまとめて置く」推奨。まるで、スーパーやコンビニの棚のように分けていくので面白い。
巻末に付録(集合表)がついているのも、どういう分け方をするか、参考にするため。

著者はこの本では、「動線のことは気にしないでいい」と書いている。それよりも、「このカテゴリのものは、ここを探せばある」と絞れる方が、探し回る時間が省けるという。家族に「○○はどこ?」と聞かれることも減るので、自分の時間が増える結果にもつながる。
これが著者のいう「集めて」「納める」=集納だ。


また、ステップの3番目「仮置き」が斬新。自分にとってベストの位置だと実感できるまで、家具や収納ケースなどは買わない。箱などで代用する。
納得できるまで、どんどん場所を変えて試行錯誤してみる。
「しっくりくるまでいろいろ試す」というのも、そういう発想が今までなかったので驚いた。“理想の家”は一気にできるものではないのだ。


「処分」のステップは
1.大好きなもの
2.よく使うもの
3.不要なもの
4.使ってないけど今後使いたいもの
の順に選ぶ。

分類したものの中から、この順番で選んでいくと、悩まずスムーズ。
それでも迷ったら無理に捨てずに取っておいてOK。お気に入りの近くに置いておくと、今後使いたいかどうか判断しやすくなる。
やはり使わない、と思ったら改めて処分を考える。

「捨てる」「残す」の2つのどちらかを判断するのは時々辛くなってしまうが、この4ステップなら、心理的負担は少なそうだ。

作業についてはあっさり書いてあるだけなので、いざやろうとするとちょっと大変かもしれない。


本の後ろ半分は著者の実践しているアイデアを紹介。素敵だけどデコラティブ&かなりこだわりのインテリアなので、そのまま真似できる人は少ないかも…。


よく考えられたシステムなので、これがきちんと実行できれば、理想の住まいが手に入りそう。

ただ、自分の好みや生き方が反映されるので、理想の住まいにするには自分と向き合う作業は不可欠。やはり、万人向けの方法はないのだと感じた。

「家を何とかしたい、でも今までの方法ではしっくり来なかった」という方はぜひ選択肢のひとつとして読んでみてください。
私のアクション:『草間雅子の美的収納メソッド』も読んでみる

関連記事
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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

幸せなお部屋への3つのアプローチ(P23)

質問1.「大好きなもの、部屋に絶対置いておきたいアイテムは何ですか?」
回答例)キラキラしたシャンデリアや、クリスタルの小物

質問2.その部屋をどんな雰囲気にしたいですか?どんな色を使ってみたいですか?
回答例)雰囲気はエレガントモダンで、色は高級感のある黒

質問3.その部屋で何がしたいですか?どんな気持ちになれる部屋にしたいですか?
回答例)仕事を忘れて、一人きりでゆっくりと本を読みたい

作業が辛くなってきたら(P32)

「片づけなきゃ」「キレイにしなきゃ」と思い詰めて、辛くなってしまうことがある。そんな時はいったん作業の手を止める。お気に入りのカフェに行ったり、お気に入りのものを眺めたりして、モチベーションが上がるまで休憩しよう。

少し落ち着いたら自分の胸に手を当てて、
「今の私は愛しい部屋を作ろうと思っている?」
と自問してみる。