現実化しているのはあなたの「感情」だった
- ポイント1 自分の持つエネルギーを元の位置に戻す=ゼロ・リセット
- ポイント2 感情が現実をつくる
- ポイント3 夢ノートを書く
◆目次◆
第1章 現実を心地よく創造する11のポイント
第2章 最速でゼロ・リセットする28の方法
第3章 現実が変わる12の変化の兆し
第4章 もっと夢を叶える10のヒント
ポイント1 自分の持つエネルギーを元の位置に戻す=ゼロ・リセット
潜在意識の研究を10年以上もしていたのに、「俳優になって成功する」夢が叶えられなかった著者。
夢をあきらめ、それまで我慢していた楽しいことをやるようになりました。
すると、何だか急にいろんなことがうまく回り出した…というのが、「ゼロ・リセット」マジックに気づいたきっかけ。
どんな人も、自分の持つエネルギーを元の位置(ゼロ・ポイント)に 戻すだけで、夢を叶える力が戻ってくる(P8)
疲れ切っているのに努力をする必要はありません。 疲れたら、まずエネルギーを戻す、そして、心地よく過ごす。 勉強するなどの努力はその次。つまり、順番が逆なんです(P9)。
心地よさを感じていれば、いつも元気でいられます。 心地よさを感じていれば、心地よい現実がやってきます(P8)。
これは目からウロコ。
夢を叶えるまでは、といろんなことを我慢して、歯を食いしばってがんばってしまいがちですが、逆でした。
「ゼロ・ポイント」。これは、誰もが元々持っているエネルギー状態、子どもの頃のような元気な状態で、ネガティブでもポジティブでもなく、思い込みがないパワフルな状態を表します。
この図の真ん中が「ゼロ・ポイント」。
まず自分をゼロ・ポイントに戻すところからスタートしましょう。
ポイント2 感情が現実をつくる
これ、ものすごい発見だと思うんですけど。
「思考していることが現実になる」のではなく、「思考の根底で感じていることが現実になる」(P5)
「願っているのに叶わないのは、おかしい」という不快感を感じていたら、不快な現実がやってくる。
「なんで、うまくいかないの?」と思っていたら、「うまくいかない」現実があらわれる。
潜在意識は、あなたが「言っていること」ではなく、「感じていること」をオーダーとして受け取る、のだそうですよ!
たとえばこんな願い。
「恋人がほしい」(でも今、恋人は「ない」)→マイナスの感情
「恋人がほしい」(きっと、未来に「ある」)→プラスの感情
同じ願いでも、根っこの部分で何を感じているか。
自分がどう感じているかで、現実化するものが変わるんです。
「幸せになりたい」と願っても、「私は幸せ、感謝しています」といくら言ったところで、マイナスの感情を感じていたら、夢は叶いません。潜在意識には「嘘」が通じない(P35)
ここは盲点でした!
同じようにイメージングしたりアファメーションしたりしても、上手く行く人と上手く行かない人がいる。同じ人でも上手く行くときと行かないときがあるのは、ここの違いだったんですね。
「思考の根底にある感情が現実をつくる」(P38)
常に、自分がどう感じているかを意識する。
「ねばならない」になっていたり、ネガティブになってきていたら、休んでエネルギーを「ゼロ・ポイント」まで戻しましょう。
「心地よい自分」になるのが先です。
ポイント3 夢ノートを書く
夢を叶えるKenjiさんのおすすめは「夢ノート」。
ポイントは3つ。
1.夢は「未来から、現在に向けて」書く
最初に、「最終的な夢、自分が到達したい理想の感情」を書く。
次に、一歩手前の夢を書く。
その次にその一歩手前の夢を…と、未来から現在に向けて5~10個書き出す。
2.夢はなるべく内容を限定しない言葉で書く
プロセスを意識させるようなことを書くと、それ以外の方法がなくなり、潜在意識の作ってくれるチャンスが受け取れなくなってしまいます。
そして、やっぱり書くのは「感情」。
最高の未来の夢に書くのは、「幸せに満ち溢れている」など、自分がこの人生で一番得たい「感情」です。そこに至る夢も、場所、人、仕事内容などは限定せずに、どういう感情を感じているかをメインに書いていきます(P161)
どんな仕事で成功するか、どんなハッピーが起こるかは、潜在意識にお任せ。
3.それぞれの夢ごとに、夢が叶ったときの感情を感じる
ひとつの夢につき10~30秒でいいので、最高の未来の夢から順番に、「夢が叶ったときの感情」をしっかり感じていきます。
夢ノートはこのプロセスを毎日書いて行うのが基本。
同じ夢を書いてもいいし、違う夢でもOK。
夢ノートは最低1ヶ月、できれば3ヶ月続けるといいそうです。
スポーツと同じで、毎日トレーニングをして無意識のうちに行えるようになることが、潜在意識に願望を刻印していくということ(P162)
夢ノートを書くのは朝か夜がいいそうですが、Kenjiさんのおすすめは朝。
「夢ノート」を書いたあとは、1日気分よく過ごせるそうですよ。
感想
「え、こんな簡単なことで?」とちょっとびっくりします。
でも、「引き寄せ」って肩に力が入っているとうまく行かないんですよね。
なので、このくらい気楽に、楽しくできる方がきっといいんだろうな、と感じました。
こんな人にオススメ
「“思考は現実化する”って本当なの?」と信じられなくなっている人に。
「疲れていてもう何もしたくない…」という人はぜひ読んでみてください。
■レベル:守 イラストもかわいいし、カラーで読みやすく、試してみたくなる本
私のアクション:「いつも、自分にとって心地いいことを選ぶ」と決める
「思考していることが現実になる」のではなく、「思考の根底で感じていることが現実になる」
— やすこ (@yasuko659) 2022年8月6日
——Kenji『不安が希望に変わる!「ゼロ・リセット」マジック』
現実化するのは自分の感情。「日々、自分だけの心地よさに意識を向けて過ごす」ことを最優先しましょう#読了 #本が好き #KADOKAWA pic.twitter.com/GIv9eHpzPO
次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
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