毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

健康になれるスープ☆☆☆


書店で見かけた本。はじめは同じマキノ出版の『病気を治す! 症状別のおくすりスープ』がほしくて探したのだが、こちらはタイトルどおり病気ごとにスープのレシピが載っているもので、私に必要なレシピはわずか3ページ。
この本は平積みになっていて、そういえば新聞広告で見たな、と思って手に取った。
なかなか面白そうだったので、ものは試しと購入。


◆目次◆
第1章:健康長寿のカギはファイトケミカル
第2章:作り方・飲み方・保存方法
第3章:身近な野菜が秘めたすごい効果
第4章:やせた、治った、薬が減った体験談
第5章:なんでもQ&A

この本で提唱している「野菜スープ」は別名「ファイトケミカルスープ」。ファイトケミカルとは、野菜に含まれている抗酸化成分で、害虫を寄せ付けないなどの効果があるという。リコピンポリフェノールカテキンなどはすべてファイトケミカルの一種。
ファイトケミカルを効率よく摂るために考えられたのがこのスープなのだそうだ。

著者・高橋弘さんは医師で、肝臓病治療などに力を入れている。
ファイトケミカルについて、著者のサイトにくわしく載っているので、興味のある方はご覧ください。
麻布医院――ファイトケミカル革命*1
今はまだ治療法が確立していない非アルコール性の肝障害にもこのスープが有効だそうだ。


といっても、作り方は至って簡単。玉ねぎ、にんじん、キャベツ、かぼちゃを同量、適当に刻んで鍋に入れ、水を入れて30分ほど煮込んでできあがり(味つけはしない)。
ファイトケミカルはスープの方に出ているので、具よりもスープの方が大事だそうだ(具は食べても食べなくてもOK)。
しかも、基本はこの4種類だが、季節に応じて種類を増やしたり変えたりしてもいいという。この本にはごていねいに、野菜の旬カレンダーまでついている。気をつけることといえば、皮付きのまま煮込むことくらいだろうか(ファイトケミカルは皮の部分に多く含まれるため)。
一度に作っておいて、冷凍してもいいそうだ。普通に電子レンジで解凍して飲むだけ(その方がより成分がスープに溶け出すという)。
あまりのおおらかさにビックリするが、そのくらいじゃなければ続けられないからいいかもしれない。
摂り方の基本は、朝起きた時や毎食前、空腹時にスープを200ml飲むこと。これで血糖値の急上昇などを抑制できるそうだ。


この本を買ってから、ほぼ毎日スープを飲んでいるが、薬じゃないので劇的な変化はない。
強いて言えば、スープをせっせと飲むと間食が減るので、その分体重は減るがこれは自然の原理。
野菜を食べるんだから悪いはずがない、という安心感もある*2
自分でコトコト30分煮て作るので、それも安心材料のひとつだ。

先にスープを飲んで具を食べるのだが、慣れないうちは何も味つけしていない野菜に苦労するという。かつお節をかけたり、ポン酢をかけたり、なるべく薄味で食べているうちに慣れる、とあったが、私は3日で何もかけなくても食べられるようになった。
とにかく野菜だけで甘いので、充分おいしい。


3週間くらい続けてみて、皮膚は少しずつ元気になってきた気がする。便秘傾向も解消しつつある。
切ったり煮たりを手間と感じなければ、健康のために試してみるといいと思います。

ただ、(出版社に)ひとつ言うとすれば「ハーバード大学式」は大げさかも。著者がハーバード大に長年いらっしゃったのは事実だが、このスープは著者が考案したもののようだ。ハーバード大学で薦めているわけではなさそう。
※この本のメモはありません

*1:スープの作り方も下の方に掲載されています

*2:無農薬、有機野菜の方がいいのはもちろんですが、ガンなどの重病でなければ、それほど神経質にならなくてもいい、とありました