「節電の夏」であります。
はじめは関東の人大変だな、と人ごとのように思っていたのですが、大飯原発の事故による停止で、関西の方が電力事情は逼迫しているようです。
私なりに節電について考えてみました。というのは、ドライヤーは電力消費量がかなり大きいからです。何時間も使うものではありませんが、毎日のように使うもの。少しでも使用時間を減らせば節電につながります。
ヒントになったサイトはこちら:
美レンジャー[【今すぐできる節電・節水美容法】ドライヤー秘テクで髪を3倍速で乾かす!「ヘアケア編」]
もっとも簡単な方法は、洗面所以外の場所で髪を乾かすこと。
なぜなら、「湿度が高いところでは乾かすのに時間がかかるから」。
「カラッと晴れた日と、今にも雨が降りそうな日のどちらが洗濯物が乾きやすいか?」を考えればすぐわかると思います。
洗面所というのは、どうしても湿気がこもりがち。つまり、湿度が高い分、髪を乾かすのに時間がかかってしまうそうです。
というわけで、このサイトを見てからはドライヤーは洗面所ではなく、別の部屋で使うようになりました。確かに、何分かは短くなっているような気がします。
同じく、「タオル越しにドライヤーをかける」もトライしてみました。こちらは髪から出た水蒸気を吸ってくれるため湿度の上昇が抑えられることと、アイロンの当て布と同じで髪にダメージが出にくいのでしっかり熱風が当てられて時間短縮、が目的です。
ただ、タオル越しにだとうまく根もとに熱風が当たらず、仕上がりがまとまりにくかったため、こちらは2週間ほどやってみたあとに残念ながら中止。動画があればやり方がわかってもう少しうまくできたかもしれません。
その代わりと言っては何ですが、最近やっているのはこちらの方法。
美的articles:梅雨の「暴れん坊ヘア」さあどうする?5
効率よく根もとに風を当てられれば、それだけ早く乾く=節電になります。
今まであまり考えずにドライヤーを使っていましたが、どんなことにも効率のいい方法があるんだな、と思いました。
最後に(実は私が一番言いたいのはこのことです)。
節電は必要なら取り組めばいいと思いますが*1、それはあくまで「ピーク時を避ければいい」ということです。
電気は貯めておけません。夜中もエアコンを使わずせっせと節電に励んでも、残念ながら翌日の電力不足解消には使えないんですね。
なので、消費電力の大きいものは平日ピーク時(朝9時~夜8時)を避ける、または土日に使うようにすればいいそうです。
やみくもに毎日24時間節電と思ってしまいがちですが、時間を考えて必要なものは使えばいいと思います。
うちは集合住宅なんですが、例年なら毎日室外機のファンの音が聞こえるのに、今はまったくしません。1軒もエアコン使ってないのか?
「よそが使うまでは使えない」というような妙な競争意識が怖いです。我が家はもともと私がエアコン苦手なため、日中は使ってないんですが、どこも使っていないのは何だか怖い。
必要なら使いましょう。賢く節電も大切ですが、賢く使うのも身を守るためには大切です。
*1:電力会社の試算が実はおかしいとか、埋蔵電力が本当はあるとか、いろいろ言われています。私はきっかけは何であれ、使わずにすむならその方がいいというスタンスです。逆に、必要な時は使えばいいと思います