毎日ゴキゲン♪の法則・スピ編

これからは「自分ファースト」で

大人のおしゃれはミルフィーユ☆☆☆☆

※文庫版も出ています→『ババア上等! 大人のおしゃれ DO!&DON’T! (集英社文庫)

ネットで見かけた本。地曳さんの本なら間違いないだろう、と図書館で予約した。
人気があったらしく、1年近く経ってからやっと読めた。待った甲斐のある、いい本だった。


◆目次◆
おしゃれ対談1 大人のおしゃれはコンフォートゾーンの半歩先
1 “すっかり大人”世代は、おしゃれと健康がリンクする
2 肉の雪崩に勝つ
3 大人になるほどちょいデブかちょいヤセしかいない
4 やせたからっておしゃれにはなれない
5 今どきブラウスのイン・アンド・アウト
6 あなたたち、本当に脚を長く見せたいの?
おしゃれ対談2 スタイルより自分の“キャラ”を確立しよう
さとるのキラキラ

7 大人ワンピースには落とし穴がある
8 二十一世紀のニュアンストップスは七難隠す
9 黒ずくめのあなた、今日、魔女の集会ですか?
コラム 大人の金のかけどころ

10 コンサバすぎるストール&スカーフは老け見えする
11 ミッシーコーナーを制するものがオバサン臭さを制する
12 部屋着の“ラク”と“汚れてもいい”はまったく別もの
いく子のキラキラ

スペシャル企画 Do! 大人の家庭かスタイリスト専科

13 大人は毎日、からだから悪いものが出ている
14 古下着と古タイツに“ザ・ロンググッドバイ”
15 旅的“毎日同じ格好”で十分おしゃれ
さとるの近未来
おしゃれ対談3 大人の買い物Do!&Don't

16 “すっかり大人”のウィークポイント
17 髪とファンデーションが見た目の7割
18 肌荒れと厚化粧の原因は“手抜き”なり
いく子の近未来

19 美肌を目指すなら枕カバーとシーツはまめに替える
20 普段をちょっと底上げして素敵な毎日を送る
21 お年頃になったら玄関三点セット
おしゃれ対談4 緊急動議!おしゃれ更年期対策を考える!

地曳さん、1959年生まれ。
槇村さん、1956年生まれ。
対象は50代以上か。

もともと槇村さんもおしゃれな人らしい。プロではないが、ご自分に合うもの、好きなテイストがハッキリ決まっているし、対談のところも対等に渡り合っている印象*1
地曳さんはやはり他の本と同じくズバズバと痛いところを突く。基本的な考え方は同じ。ただ、やはりover50ならではの注意点もいろいろと出てくるので勉強になる。

途中に出てくる「大人の家庭科スタイリング専科」(服のお手入れなど)が役に立ちそう。ついおろそかにしがちなところを指摘してくれる。
「ヘアとメイクがキモ」とか、肌に触れるもの(シーツや枕カバー、寝る時に着るもの、メイクグッズなど)はこまめにお手入れするなど、耳が痛いことばかり。

どちらもご自分で稼いでいる方なので、時々出てくるブランドなどはやはりそれなりにお値段の張るもの。
でも、なぜそれを選ぶのか、どこがポイントなのかをよく読めば、そのままそれを買うのがむずかしくても、取り入れようはある。


タイトルにした「大人のおしゃれはミルフィーユ」という言葉はお二人の対談から。ぜひ味わってください。

地曳 できることからコツコツと(笑)。
槇村 私たち急変しないし(笑)。
地曳 すごくやったつもりでも、効果はほんのちょっと。でも仕方ないから、そのちょっとをミルフィーユのように重ねていくしかないんですよ。一見増えていないように見えても、重ねていくしかない。若い人はいきなりスポンジケーキだけど。
槇村 でも味はひとつだよ。逆に大人は味わい深い。
地曳 大人のおしゃれはミルフィーユ(笑)。(P35)

ファッションの本なのに、写真は1枚もなく、白黒で槇村さんのイラストのみ。
それでも、おしゃれのヒントはギッシリ詰まっていて、楽しく読めるのに役に立つ、素晴らしい本です。
私のアクション:ヘアスタイルにもう少し手をかける
■レベル:離 他に類を見ない本です。 


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。
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*1:挿絵というか、槇村さんのページではご自分をギャグ的に描かれていますが