※旧mixi日記より転載
これはメロンパンではなく、福岡にあるパン屋「キムラヤ」で売られている「まるあじ」というパンです。
私が通った幼稚園では、お弁当を持って行けない日は給食としてこのまるあじと牛乳を出してもらいました。私はこのパンが好きで好きで、関西に引っ越してからも帰る度に食べています。
今回地元は20年ぶりくらい。駅前はまるで初めて来た場所のようでしたが、執念で見つけたキムラヤの店頭には昔と変わらないまるあじが。
町は変わっても味は変わらないんだなあと感激しました。
「三つ子の魂百まで」ではないですが、子どもの頃食べたものの味は一生を決めるのかもしれません。私はメロンパンも好きですが、評価の基準は「どれだけまるあじに近いか」だと今回気がつきました。グラニュー糖は別にかかってなくてもいいし、できるだけこんがり焼けているものを選んで買います。
そして、メロンパンとの大きな違いは「ふち」です。2枚目の写真を見てもらったらわかると思いますが、上にかけた生地が下まで包み込んであり、帽子のつばのようにさらにふちが分厚くしてあります。
私がメロンパンの生地が下まで届かず、普通のパンの部分が出ているとものすごく淋しい気持ちになる理由がわかりました…。
死ぬ前に食べたい3品を選ぶ時、可能ならまるあじも入れます。
「まるあじ」はこんなパンです(中ほどの「キムラヤ」参照)
http://www.geocities.jp/tabewan/pandate2_ponpa_kimuraya_jeraru.htm