毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「枠」を決めれば暮らしが変わる


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「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけ
主婦と生活社 (2018/01/26)

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以前、「NHKあさイチ」でスーパー主婦のひとりとして登場した井田典子さんの本。
以前Amazonプライムリーディングダウンロードしていたのを*1、やっと読めた。
具体的なノウハウというよりも、暮らし方の心がまえや考え方について、いろいろと参考になった。



◆本の目次◆
はじめに
目次
CHAPTER1 片づけと収納
CHAPTER2 家事
CHAPTER3 心地よい暮らし

井田さん始め「スーパー主婦」として紹介されていたのは、いずれも「友の会」のメンバーだった。
「友の会」とは羽仁もと子さんが始められた主婦の集まり。合理的な考え方・暮らし方を家庭に取り入れることを提唱するなど、広く活動中の団体だ。
www.zentomo.jp
この本でも、「友の会」の考え方がたくさん紹介されていて、納得するところが多かった。


特にいいな、と思ったのは次の4つ。

枠を決める

井田さんは、収納でも時間の使い方でも、大切なのは「枠」を決めることだ、と書いている。
「この中に入るだけ」「この時間までにやってしまう」など、「枠」を決めてしまうことで動きやすくなるのだという。

モノも空間も、お金も時間も体力も資源も、無限ではありません。
(中略)
制限があるからこそ、自由を楽しめます。
(中略)
暮らしのシステムを劇的に変えるのは「枠」の意識です(P16)。

自分で6つの時刻を決める

私が特に感心したのは「6つの時間」を決めて動く、という考え方。
6つの時間とは「起床」「就寝」「朝食」「昼食」「夕食」、そして主婦にとって大切なのが「朝仕事終了の時間」だという。
「この時間までに終わらせる」という、言わばデッドラインの設定だ。
すべてこんな風に、「いつまでにこれをやる、そのためにどう動くか」を考えることで、無駄なく効率よく動けるようになる。

片づけは“だわへし”ルールで

「だわへし」って何?と思ったら「だす」「わける」「へらす」「しまう」のことだそうだ。
片づけはこの順番でやると上手に整理整頓ができるという。ポイントは「数」と「場所」を決めてしまうこと。
これで片づいた状態が維持できる。

「寝る前の家」にする

これも羽仁もと子さんの言葉で、「明日を意識しながら今日を幕引きする」という意味だという。
これで今日はおしまい、と気持ちの上で幕を引ける行動を何か決めておく。自分がやりやすいものなら何でもいいそうだ。
たとえば
「明日の着替えを決めておく」
「ゴミをまとめて玄関に置いておく」
「朝ごはんの心づもりをする」
「靴を並べておく」
「バッグを玄関先に置いておく」
など。


井田さんは何度か引っ越しをされたが、いずれも小さな家だったそう。ご自宅で塾もされていたので、ひと部屋を何通りにも使ったり、常に家族以外の人も出入りするパブリックな場所が必要という特別な環境だったという。
その制約の中で、工夫したりイメージしたり、選別する力が磨かれたと書かれていたのが印象的だった。
家が狭いから、制限があるからと言い訳するのではなく、今ある状況を最大限活かすにはどうしたらいいか、考えることでもっと暮らしやすくなるのだと背中を押された気がする。

…小さい家には小さいからこそのよさが、あると感じます。掃除やメンテナンスがしやすく、隅々まで目の行き届く暮らしができるからです(P38)。


「この通りにやれば、誰でも一気に片づけられる!」というようなハウツー本ではないので、即効性はない。
ただ、この考え方を身につけられれば、きっとその方がきれいな状態を維持できるんじゃないか、と思う。
短期決戦のダイエットプログラムで痩せるよりも、そもそも痩せる習慣を身につけた方がリバウンドしにくい、というのと同じ。

優しい語り口で押しつけがないので、ちょっとやってみようかな、という気持ちになれます。

【参考】この本が出版された時の著者インタビューがありました。
ddnavi.com


私のアクション:「夕食を18時半に作り始める」ルールを守る
■レベル:守 


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:※現在は終了しています