毎日ゴキゲン♪の法則・スピ編

これからは「自分ファースト」で

『考えない台所』メモ

調理の工程を、5つに分解する(P58)

分割してみると、「事前に進められる作業」がわかる。
1.洗う・むく・切る
2.下味
3.加熱
4.味つけ
5.保存

料理ごとの先取りできる作業は次の通り。
・煮物・煮込み料理→事前に作って「保存」しておくと、味がしみ込んでおいしくなる
・野菜炒め→事前に材料を「洗う・むく・切る」。肉は「下味」をつけておく。水分が出るので、作りおきは不向き
・焼き魚→生のまま塩をふり、密閉して「保存」
・野菜の塩もみ・酢漬け→事前に「洗う・むく・切る」「味つけ」して「保存」
・ひき肉→事前に「下味」をつけておく。もしくは「加熱」「保存」しておくことでさまざまな料理に使える

冷蔵庫の食材は、全部取り出す、全部しまう(P62)

冷蔵庫から取り出す前に、必要な食材を把握して、「一度に全部取り出して、全部しまう」を実践する。

「洗うもの・むくもの・切るもの」を冷蔵庫から一気に取り出し、トレイに載せて野菜はシンクへゴロン。そのままシンクの中で一気に洗い、一気にむいて、切るものも一気に切ってしまう。
メニューごとに食材を出して切るのではなく、今日の献立で必要な食材を全部出して一気に処理していく。

終えたら、冷蔵庫に戻すものは先ほどのトレイにひとまとめ。使った調味料も、野菜も一気にしまう。効率的で、節電にもなる。

野菜は白いものから切り始める(P76)

「白→黄色→赤→黄緑→緑」の濃淡順に。
例)だいこん・かぶ→にんじん→トマト→レタス・きゅうり→ほうれん草の順

途中でまな板を洗う必要はない。
野菜のくずや皮は取り除き、水分が出るものはキッチンペーパーで拭きながら、一気に切る。

「朝のお供セット」を作る(P98)

100均の取っ手つきストッカーに、「ご飯セット」「パンセット」など、朝よく使うものをまとめておく。一気に取り出せて、考える時間をなくせる。
「みそ汁セット」も便利。みそ、豆腐などをまとめておくと一度に取り出せる。
毎日使うものなので、「セット」は真ん中の段に入れる。

食事にトレイを使う(P100)

定食風にセットする。食べ終わったら自分の食器をトレイごと台所に下げられる。こぼした時もトレイを拭けばいいので簡単。

使いかけ野菜はまとめておく(P117)

まとめてプラスチック容器やフリーザーバッグに入れ、「早く使い切りたいコーナー」を作る。一番目立つところに入れておく。

バラバラになりやすい小さいパックジュース、缶コーヒーなどは取っ手つきストッカーに(P121)

まとめて入れ、冷蔵庫の上段に置く。

調味料は使用頻度の高いもの/低いものでわける(P121)

小びんの調味料はすべて取っ手つきストッカーに入れ、一度でガバッと取り出せるようにする。

冷凍庫は6つに区切る(P130)

1.肉
2.魚
3.手作り総菜・下ごしらえ野菜
4.市販の冷凍食品(野菜類)
5.市販の冷凍食品(肉類)
6.パン・ご飯
にわけ、それぞれを立てて入れる。

詰め替え途中の袋は、クリップで密閉して1か所にまとめておく(P149)

※小分けして出している砂糖・塩・お茶など
「詰め替え用ストックケース」を作り、そこを見れば在庫があるかわかるようにしておく。
場所を取り、取り出す頻度は低いので台所から少し離れた場所でもよい。

油をシャンプーボトルに移し替える(P151)

プッシュ式で油が垂れることなく、片手で使えるので便利。
2プッシュで約大1。油の使い過ぎも防げる。
キッチンペーパーを厚めに敷いたストックケースに入れて引き出せるようにするとよい。

フリーザーバッグは箱から取り出して使う(P152)

輪ゴムでまとめてペンスタンドなどに立てて収納。ウエットティッシュのように、中から引っ張り出して使う。

台所のぞうきんは3枚用意する(P178)

1.蛇口のとなり
2.コンロのとなり
3.まな板(作業場)のとなり
に置く。
それぞれの場所で、水や油が飛んだらすぐに拭く。
台所の掃除とは、「水と油をすぐに拭く」ということ。それが、あとでわざわざ掃除する手間を省いてくれる。

洗うのが面倒な時は、厚手のキッチンペーパーや車用の使い捨てペーパーでもOK。
軽くゆすいでしっかり絞ったあとは冷蔵庫の中や外、炊飯器や壁を吹き上げて、最後に床の汚れを拭いてポイッと捨ててしまう。

ゴトクは重曹水をスプレーして拭く(P181)

ガスレンジを使い終わったまだ熱いうちにスプレーしておくと、油汚れもスルッと落ちる。
調理が終わったらスプレーしておき、食後の片づけの時にふき取る。