毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

めざすのは「すぐに片づく家」☆☆☆

※ [Kindle版] はこちら

今年5月に出版された本。
引っ越しされたそうで、新しい家で暮らしぶりがどう変わったのか、興味があって読んでみた。
今のマキさんの考え方・暮らし方がわかるいい本だった。


◆目次◆
Chapter1 住
Chapter2 食
Chapter3 衣
Chapter4 心&体

新居は収納がほとんどない、という驚きの家。だが、マキさんにとってそれはプラスの条件だったのだそうだ。
動線上のスペースにチェストとキャビネットを設置し、靴やハンガーに掛ける以外の衣類、書類やパソコンまでほとんどすべてのものを効率よく収納している。

また、寝室の凹んだ部分を利用し、ハンガーラックを2つ前後においてクローゼットのように利用。その発想も素晴らしいし、それだけで家族4人*1の服がおさまってしまう、というのもさすが「シンプルライフ研究家」だけある。


キッチンにも驚いた。以前の家よりも狭くなり、コンロは3口から2口になったのだとか。ちょっとしかない台所の収納には戸がないので全部オープン収納。
“たぶん、ファミリー向けの設計ではない”と書かれていた。それでも暮らせてしまうのはすごいのひと言。
コンロサイズに合わなくなったのでご飯を炊く土鍋は手放し、今は飯ごうで炊いているそうだ*2
台所が狭くなった分、複数の使い方ができるものを厳選されている。フリーカップで飲みものもデザートも対応できるようにしていたり、鍋をボウル、計量カップとしても使えるものに変更、などは参考になった。


私がマキさんの本に惹かれるのは、その考え方だ。この本でもそれがしっかりと書かれていた。

 この家事の本質はなにかと考え、それにまつわる無駄な過程を徹底的にそぎ落とす。
(中略)
 人が持っている時間は限られているので、全部を理想通りに進めることは相当難しい。それなら「大切なことを実現するために自分がゆるくなれるのはどこか」「ゆるくしても気持ちよく暮らす方法はないのか」を探す方が建設的。ゆるくなるのは、手抜きをするためではなく、自分が大切にしたいことを実現するため(P106・107)。

「ゆるく」は自分にも、家族に対しても心がけているという。
何かをやるのも自分がやりたいからやる、と書いてある。人にほめてもらおうと思ってやると、期待どおりの反応がないとイライラする。だったら自分がしたいことをしよう、と決めたそうだ。
誰かに喜んでもらいたい、というのはモチベーションになるが、それだけだと他者承認が判断基準になってしまって辛い。

「この家事のゴールはどこか」を考える時も、自分と家族が心地よければそれでOKにすることで楽になったそうだ。ちゃんとしなきゃ、人に見せても恥ずかしくないようにしなきゃ、というのは疲れ果ててしまう。その対極にあるのが「ゆるく暮らす」なのだ。
ブログのタイトルにしたのは「いつも片づいている家」ではなく、散らかっていても「すぐに片づく家」ならOK、というマキさんの考え方からとったもの。
いつも片づいていることをめざすとできなくて辛い時もあるが、「すぐにリカバーできる状態」は、工夫や戦略によって充分めざせるからだ。


この本を読んで感じたのは、やはり「迷う時間をなくす」こと。選択肢を減らせば迷う必要がなくなり、ものの置き場所も迷わなくなる。「考えない」「迷わない」は大きなメリットなのだ。

内容としては、今までのマキさんの本をまとめた感じだ。それに引っ越し後にどう変わったか、がプラスされている。
マキさんのやり方はあくまで今のマキさんにとっての「正解」。これを読んで「どこならゆるくできるか」「どうすればもっと楽になるか」は自分で考えて決めればいい。
正直言って、この本で紹介されているやり方で「それはちょっと…」と思うこともあったが、そのくらい人の目を気にせず「自分と家族がよければよしとする」潔さを感じた。

これから初めてマキさんの本を読む、という方には特におすすめです。
ただし、料理の作りおきについてはそれほど言及がなく、自家製たれの紹介程度なので、台所のことが詳しく知りたい人は他の本もどうぞ。

私のアクション:「ついでにどこかを拭く」クセをつける
■レベル:離 ※ノウハウとしてはかなりぶっ飛んでます 

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:お子さんはまだ小さいですが

*2:おそらくキャンプ用