毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

いいかも。

ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK
後藤 正文
ぴあ(2006/03)
¥1,260

アジカンのボーカル、ゴッチがぴあに連載していたものをまとめた本。コンサート以来なぜか「男が男に惚れる」状態になっているオットが借りてきたのを読んでみたら面白かった。


私はファンだと言うのもはばかられるくらい何も知らなかったので、この本でわかったことがたくさんあった。静岡県出身というのはかろうじて知っていたけど、島田市というは初めて知った。そもそも島田市ってどこ?というくらいわからないんですが(島田市民の皆さん、すみません)。野球少年だったことも、筋金入りの民生ちゃんファンということも、もともとは英語の歌詞でオリジナルを作っていたこともこの本で初めて知った。やっとメンバーの顔と名前と担当楽器が一致したし(…すみません)。


語録というタイトルは毎回音楽にまつわる「あ」とか「お」とかの文字で始まる何かについて書く、という連載だったからだと思う(連載以外の書き下ろしもあるし、メンバーとの対談+イラストを描いていた山本直樹さんとの対談も面白い)。「あ」は当たり前だがアジアンカンフージェネレーションだし「お」は奥田民生。ただ、始めのうちは楽しく読んでいたが、途中だれてきた。というのは洋楽をほとんど聴かない私には知らないバンド名とか知らないジャンルがえんえん続いてついて行けなくなったのだ。私にわかるのはクイーンとビートルズぐらいなので。でも、わからないなりにゴッチがどんなものを聴いてインスパイアされたのかというのを知るのは楽しかった(実はKAN大江千里も聴いていた時期がある、というのにはほくそ笑んだ私)。


もちろんほとんど音楽の話なのだが、その合間に大学時代のことや個人的なことも出てくる。ふうーん、と思ったのはゴッチが自分をたぶんどちらかと言えばもてない側に置いていたこと(個人的な感想なので違っていたらすみません)。何を隠そう私は見た目で入ったので。


「君という花」がヘビーローテーションになっていた当時、私の勤めていた職場ではFMが流れていた。ヘビローというのは本当にうんざりするくらいかかるのであまり好きじゃない曲だと1ヶ月間本当に辛いのだが、「君という花」は好きだったので楽しく仕事ができた。何度もかかるおかげで長いバンド名も覚えられた。その少し後にたまたま新曲のCMを見たのだが、その時初めて歌っているゴッチを見た私は反射的に身を乗り出し、「いいかも。」と口走った(らしい)。そういう出会いだったのに、そんなスタンスですか?とちょっと意外だった。


ゴッチの書く文章を読んだのは初めてだったが、好きなタイプの文章を書く人だとわかりうれしかった。日記も公式ホームページで書いているそうなので見に行ってみよう。