毎日ゴキゲン♪の法則・スピ編

これからは「自分ファースト」で

[読書日記]臆病な僕でも勇者になれた七つの教え☆☆☆☆

聖天使 聖大使』(つくし著)に出てきた本*1
面白そう、と思って探したら見つかったので読んでみました。


ジュブナイル小説*2の王道、でも内容はスピリチュアル、という不思議な本でした。
調べてみたら、これは「エンタメ自己啓発」という、新しいジャンルらしいです。

ストーリーはこんな感じ

小説なので、ネタバレするわけにはいきません。


主人公は小学6年生の男の子。
タイトルにあるとおり、めちゃくちゃ臆病。自分を出さずに周りに合わせることだけを考えて生きています。

ある日、医者の息子で成績優秀、カッコよくて女子の一番人気のクラスメイトと聖櫃(アーク)を探すことに。


聖櫃の蓋を開けるには、7つの石を手に入れなければならない。
突然現れた老師(ラオシー)の助言を受けながら、ふたりは進んでいく。

さあ、聖櫃を見つけることはできるのか?
7つの石を手に入れられるのか?

感想

一気に読みました。感動のラストは涙涙…でした。
小説なのに、つるっと読めるのに、老師の教えはまさにスピの王道。


敵として登場するのは「世界の富を集める悪の財閥の手先」。
その人物はトカゲ男の軍隊を率いる。
トカゲってレプ(以下略)ですよね?

かたや、老師はカエルの姿で登場します。
――カエルは、あの「Q界隈」のマスコット。


「ふーん、設定がすごいリアル」
と思って出版年を見たら、2015年。


思ったのは
「…この人何者?」
でした。

旺季志ずかさんについて

ja.wikipedia.org
失礼ながら、私は今回初めてお名前を知ったのですが、脚本家だそうです。
Wikiを見ていただければわかりますが、人気ドラマばかり。

その後小説を書かれています(この本が1冊目)。


知識もなくこんなこと書けないよな、と思ってよくよく調べたら、
心屋仁之助さんのところの資格やヒプノセラピストの資格もお持ちだそう。


「エンタメ自己啓発」というジャンル、これからも楽しみです。

こんな人におすすめ

スピリチュアルに興味はあるけど、何から読んだらいいかわからない、という方はぜひ。
10代の頃、こんな本があったら読みたかったです。


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
※注意:ネタバレになるので、本を読んでからご覧ください!
life.yasuko659.com

*1:サンサン出版『気弱な僕でも勇者になれた七つの教え』になっています

*2:今はあまり使わない言葉のようですが…私の定義はまさしくこれ→ジュブナイル小説 極私的ベスト50選