毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

金哲彦さんの練習メニュー理論がわかります☆☆☆


※ [Kindle版] はこちら

※文庫版あり→『金哲彦のマラソン練習法がわかる本 (じっぴコンパクト文庫)』(¥ 670)

結局、ラン友が最初に参考にした金さんの本がどれなのかはわからずじまい。ただ、この本を最近買った、というので私も図書館で借りてみた。
サブタイトルは「自己記録を更新できる最強トレーニングメニュー集」というだけあり、写真なしで文字がギッシリ、というランニング本にはめずらしいスタイルの本だった。


◆目次◆
プロローグ トレーニングメニューのつくり方
第1章 フルマラソンを完走する魅力
第2章 トレーニングの基礎知識
第3章 目標は完走 6時間以内で完走する! 初心者マラソンレーニン
第4章 目指せ、サブ4 4時間以内で完走する! 中級者マラソンレーニン
第5章 夢のサブ3 3時間以内で完走する! 上級者マラソンレーニン
第6章 今からでも大丈夫 時間がないあなたへ 駆け込み30日トレーニン
第7章 マラソンあれこれQ&A
エピローグ すべてのランナーの成功を願って

金さん曰く、この本は「市民ランナー向けの練習メニューについてくわしく書いた、初めての本」なのだそうだ。
ふつう、一流ランナーの練習メニューは公開されることがない。いわば「一流レストランの秘伝レシピ」のようなものだからだ。
この本は、たくさんの企画や雑誌、著書などでいろんな練習メニューを作ってきた金さんの理論が基礎から学べる画期的な本なのだ。


私は今までに2度、金さんの練習メニューにお世話になっている。
最初は100日で10キロ走れるようになるという、雑誌の企画。
2度目が『誰でも「たった20回」の練習でフルマラソンを完走できる!』で、どちらも目標は達成できた。
この本を読んで初めて、メニューの組み立て方がどんな風になっているのかわかって面白かった。
理論がわかれば、自分の仕事の都合に合わせてメニューをアレンジできるようになる。変えてもいいところ、押さえておくべきところも解説されているので、ポイントをはずさないですむ。

この本では、完走を目指す初心者、サブ4狙い、サブ3狙いの3パターンのメニューがくわしく紹介。さらに、30日で何とかフルマラソンを走りたい、という駆け込みメニューもある。


写真がまったくない*1というのもめずらしいが、それぞれのメニューに「チャレンジドキュメント」という小説のようなセクションがあって驚いた。
以前読んだ『世界中のどんな言葉よりも、あなたの一歩が勇気をくれた』みたいだった。なぜ練習法の本にこんなストーリーが?と不思議に思っていたら、理由があった。
これは金さんがたくさんの人を教えてきた経験から、よく見受けられる例をわかりやすくまとめたものだったのだ。つまづきやすいところや失敗、その克服法などが学べる。


個人的には、第2章の「トレーニングの基礎知識」で、さまざまな練習法を解説してあるところが役に立った。
近くにエリート市民ランナーがいるので「ペース走」「坂道ダッシュ」「ウインドスプリント」といった語句はよく聞くものの、違いや目的がよくわからなかった。こういうことをきちんと解説してある本は意外にないので貴重だ*2

まずは「書かれたメニューをその通りにやる」でいいと思いますが、しくみが知りたい人や、そのままだと生活リズムに合わない、という人には特に役に立ちそうです。
私のアクション:名古屋ウィメンズに向けて、練習メニューを手帳に落とし込む
■レベル:破 初心者のメニューもありますが、1冊目は写真の多い本を読み、次にこの本がお勧めです 

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読書日記:『誰でも「たった20回」の練習でフルマラソンを完走できる!』
読書日記:『金哲彦のマラソンレース必勝法42』


※この本のメモはありません

*1:たとえば、フォームの矯正については『「体幹」ウォーキング』を読むように、と指示がありました

*2:初心者向けメニューにはそんな複雑なものはなく、ほぼウォークかジョグの二択なんですが