夜、何となくテレビを見ていたらフジテレビで新しいドラマが始まった。「鹿男あをによし」という、直木賞候補にも挙がった小説が原作らしい。奈良といえば一応地元だし、玉木宏が出るとなったら見るしかないじゃないですか*1。
げげ、セットじゃなくて本当にロケやってるじゃん。びっくりした。いきなり大仏から春日大社から奈良公園から、まー出てくる出てくる見慣れた風景。京都が舞台のドラマは多いが、奈良は珍しいんじゃないだろうか。
しかし、なんだかすごくお寺と古いものしかない町のように見える。それを狙って撮ってるんでしょうけど。奈良市内は実家がある地域よりは都会なのだ(あれでも)。それに商店街にまで鹿はうろうろしていない。確かに「鹿の飛び出し注意」の標識はあるけど、奈良公園周辺だけだと思う。
とまあ、実家が奈良にある者としてストーリーと全然関係ないところにばかり目が行ってしまった。それと、先生はともかく生徒は関西弁にしてほしかった。原作が標準語なのかもしれないけど、風景だけとってつけたように奈良でどこにあるんやこの高校は、と思ってしまう。
とはいえ、「藤原くん」が話していた歴史うんちくはかなりキッチリしたものだったし、ストーリーは面白そうなので続けて見ようかな、という気になっている。
*1:結局イケメンが好きなだけかい?――そうです。スミマセン