毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

スピじゃない人が見たスピリチュアル


著者の光野桃さんを知ったのはずいぶん前、ある女性誌の連載を読んだことがきっかけだ。その後、いろんなところで見かけるようになった。著作もいくつか読んだ。だから今は「作家」という肩書きなのかも。

そんな光野さんの新刊を書店で見かけた。それがこの本なのだが、タイトルを見てびっくりした。スピリチュアル?そんな世界から一番遠いところにいるような人までこんな本を書くようになったのか。私はどちらかといえば以前からそういうジャンルのことに興味があったし、将来やろうと思っている仕事も広いくくりでいうとスピリチュアルになるのでどっぷりつかっている人間だと思う。以前はこそこそとしか話せなかったこういうことが当たり前のように市民権を得ていることに驚いた。さすがは「オーラの泉」の啓蒙活動(?)が効いてきた、ということか。


内容は前半が雑誌の連載、後半がインド旅行記になっている。インドはインドで面白いが、前半とは別のものと考えた方がいいかもしれない。最後に載っている「スピリチュアルとわたし」がこんなことに興味のなかった人がいろいろな体験を経てどのように感じたか、その変化がわかって面白い。スピリチュアルって何なの、と否定的に感じている人には一読をお勧めする。


どっぷりな私でも知らないことや未体験のこともあって面白かった。水晶が溶けて減ってしまう話「水晶は生きている?」や、個人セッションの体験を書いた「音の癒し、シンギングボウル」など。
それから、以前はまったく関心がなかったのにご主人の仕事の都合でバーレーンへ引っ越し、何年かして日本に戻ってから日本の自然や神社に興味を持つようになった話が印象に残った。なぜヨーロッパや中東が強烈な一神教で日本が八百万の神を祀る信仰になったのか、その違いは自然にあるのでは、という説は海外を経験した人だから感じることだと思う。


いろんなものを1冊にまとめた本なのでちょっと雑多な感じはするが面白く読めた。インドの「アガスティアの葉」のからくりを暴いているところには大笑いした。でも、日本に代行業者がたくさんあるのに営業妨害にならないのだろうか。