毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

コンタクトの神様

私は近視で小学校の時からメガネをかけていた。コンタクトレンズデビューは高1の時なので、コンタクトとのつき合いはかなり長い。そんな私の自慢は「コンタクトをなくしたことがない」こと。
※私が使っているのはハードレンズです。


もちろん落としたことは何度もあるのだが、必ず見つかるのだ。外で落とした時は本人が「もういいよ…」と言ってもなぜか周りの方が必死になって探してくれて戻ってくることが多い。時には見ず知らずの通りかかった人まで一緒に探してくれたりもする。ありがたいことだ。
今までで一番すごかったのが高校の球技大会でバスケットの試合中に落とした時。チームが交代する直前に落としてしまい、試合を止める勇気もなかったのであきらめてそのままコートから出たのだが、私の様子が変だったのかたずねてきた友人に「コンタクト落とした」と言ったところ「探さな!!」と立ち上がった時にちょうど試合が終わり、友人が先生に言って全員で探したら無傷で発見されたのだ。私がコートを出たあと5分間試合をやったのに、である。この時から「私にはコンタクトの神様がついている」と思うようになった。「恋愛運はない、でも私にはコンタクト運がある」と自分を慰めたことも。たいした慰めにはならないが、まあ形を変えた金運みたいなものだし、何もないよりはいい。


家でも着脱時によく落とす。急いでいる時や疲れて早く寝たい時に限って落ちるのはまるで「マーフィーの法則」かと思うくらい。落ちた時にはまず音を聞く。その音でだいたいの場所と落ちたところの素材がわかる。滞空時間が長ければ床、すぐ音がしたのならもっと高い位置。洗面台に落ちた音とそばのプラスチック製のもの入れに当たった音は違う。全然音がしなければ、スリッパとか服についていることが多い。前に一度、着ているパジャマの胸ポケットに入っていたこともあった。そのくらい、どこに飛ぶかはわからないのだ。
こんなに聴覚や感覚が鋭敏なら何か他のことにも使えそうなものだが、なぜかコンタクトを落とした時にしかこの能力は使えないらしい。「1枚3万!(およその金額)」と思う気持ちがスイッチを入れるのだろうか。


昨晩も外そうとしたら落ちた。本当に疲れている時によく落とすのだ。洗面ボウルの中に落ちてくれればすぐわかるのだが、右後方でカチッと音がした。たぶん床だな、と思ったが音がちょっと硬いのが気になった。
それで慌てず騒がずメガネをかけ、ゆっくりスリッパを脱いで(踏みつぶさないため)まずちょっと下がる。実家にいた時はその場で大声で母を呼んで一緒に探してもらったのだが、あいにく深夜でオットはすでに寝ていたので頼れない。
それで、目を皿のようにして床を探したのだがいっこうに見つからない。壁とか見えにくい位置も見たし、灯りが届きにくいところにあるのかと思い懐中電灯まで持ってきて探したが本当にない。1時間近く探したところでいよいよコンタクト運も尽きたか、とあきらめて寝た。しょうがない、もう買い直せってことだろうと無理矢理言い聞かせて。


しかし生来のしつこい性格が災いしたのか、夢でまで探してしまいすぐ目が覚める。結局寝室と洗面所を2往復してから覚悟を決めた。見つかるまで探さなければ気になって寝られないだろう。
実は、1か所怪しいと思いながら探せていないところがあった。それは洗面台と洗濯機の間。細くて手が届かないので掃除ができていないところだ。こんなところに落ちて音がするのか?とも思ったが、これだけ探してないんだから床には落ちてないはず。できたら触りたくないようなところだが、掃除しながら探すしかないや、と深夜3時過ぎに掃除道具をいろいろ出してきて着手。力任せにやるとコンタクトが割れたり傷がついたりするので少しずつホコリなどを取り除いているとキラッと光るものが出てきた。「あった!」
やれやれ。もちろんコンタクトの神様に深謝した。


コンタクトを外す時はもう少し洗面台に身を乗り出すよう気をつけよう。掃除ももう少し頑張ります…。見つかってよかった。