- mixi、4月に規約改定。「日記等の著作物はユーザー自身が権利を有する」(BroadBand Watch)
- 自分の日記がmixiのものになる?(ASCII.jp)
- 「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明(ITmedia)
友人やネットで知り合った人たちとの交流の場として使わせてもらっていたmixiが4月1日から規約改定をするそうだ。むずかしいことはよくわからないが、ニュースや解説してくれている方のブログなどを読むと、かなり解釈の幅がある記述らしい。しかも、批判が集中している第18条が扱う内容とは、去年あれだけひこにゃん問題でもめた「著作権」「著作者人格権」ではないですか。
著作者人格権は譲渡できない権利とされるが、たいていの契約では「著作者人格権を行使しない」と入れてあればあとで作者がごちゃごちゃ言ってきた時につっぱねられるのだそうだ*1。しかも、著作権というのはかなり扱いがいろいろで、特にネット上の著作(この場合は日記やメッセージ、コミュニティでの書き込みなど)の権利がどう扱われるかはまだ確定していないとされている。
mixi側はデータなどの管理上の目的で改訂する、としているが、これまたひこにゃん問題でお世話になった弁理士・栗原潔さんのブログによれば、本当にそれが目的であれば「著作権使用の許諾」のような法律を使わなくてもいいそうだ。じゃあ何か裏に狙いが、と考えてしまうのは私だけではないだろう。
その後修正案も出ているが、何となくイヤな感じがするのでmixiの日記は引き上げることにした。これを機会にもっとマメに書きましょう*2。