毎日ゴキゲン♪の法則・スピ編

これからは「自分ファースト」で

『普通の服を、はっとするほどキレイに着る』メモ

  

まずそろえるべきは、「白いごはん」(P89)

トレンドものやコーディネートのアクセントとなる小物が「おかず」だとすると、着回しのきくベーシックなアイテムは言わば「白いごはん」。

著者の白いごはんは
・テーラードジャケット
・カシミアのVネックカーディガン
・白のシャツ
・白のTシャツ
・テーパードパンツ
・タイトスカート
・ノースリーブのリトルブラックドレス
・シルクのノーカラーブラウス
・ジーンズ
・トレンチやウールのコート

ワードローブを組む時のポイント(P93)

まず、ベースとなるカラーを決める。一番基本的なベーシックカラーは黒。(中略)黒は強い色なので、苦手な場合は紺、グレー、ベージュを加えた4色の中からベーシックカラーを選ぶとよい。

ベーシックカラーに、「永遠の差し色」である白を加えて基本アイテム、白いごはんとなるアイテムをそろえる。
(中略)
そこにそのシーズンごとに赤、黄色、グリーンなどのアクセントカラーを少量持つ。これは、プチプラでかまわない。

これだけあればOK!大人のベーシックアイテム8(P97)

1.白いシャツ
1)漂白剤が使える綿か麻100%素材
2)余分なデザインや飾りはなし
3)1つ目と2つ目のボタンをはずした時のVゾーンが美しいこと
ロングポイント(長めの衿)すぎない、細めの衿がおすすめ。
肩幅がジャストから左右1センチずつ落ちているくらいが、サイズ選びの目安。

2.シルクのノーカラーブラウス
クルーネックやVネックなど、衿のないストレートなブラウス。ノースリーブか半袖なら、はおりものと合わせて3シーズン着られる。
素材は光沢のあるシルク、色はアイボリーやシャンパンベージュを。

3.上質なカシミアのカーディガン
グレー、黒、濃紺のいずれかで、ヒップがギリギリ隠れるくらいの着丈、深めのVネック。

4.黒のテーラードジャケット
素材と仕立てが安易なものはリクルートスーツ風に見えてしまうので、クオリティには妥協しないこと。
1)ヒップがギリギリ隠れる長め着丈
2)ウエストがシェイプされた細身のシルエット
3)ひとつボタンでVゾーンの開きが深いもの

5.ノースリーブのリトルブラックドレス
リトルとはミニ丈を指すわけではなく、フォーマル度の高いロング丈のドレスに対して、ややカジュアルで便利な丈のドレスのこと。
※ワンピースの選び方ポイント(P65)
ウエストに切り替えがあるものは、この切り替え位置が自分のウエストの位置に合っているかどうかが命。
ハイウエストや胸下で切り替えているもの、あるいはタンクドレスやコクーンシルエットなどのように、切り替えがなくシンプルで身体の線が出にくいものが、比較的誰にでも似合いやすい。
6.グレーフランネルのパンツ
チャコールグレーのウールパンツは、何にでも合う万能アイテム。実は、黒のパンツよりも使いやすい。
自分の身体が一番スッキリと見える形で、センタープレスの入ったきちんと感があるもの、さらに厚手すぎない、しなやかな生地のものがキレイ。

7.レザーのライダースジャケット
秋から冬、春から夏のスイッチシーズンにとても便利。コートを着るほどではないけれど、はおりものなしだと肌寒い…という時、これほど使いやすいものはない。
選ぶポイントは「小さめ」。スタッズがたくさんついているなどデザインディテールがハードすぎるものも避けること。
合わせるものは、上下革だけはNG。

お手入れは、固く絞ったタオルで拭くか、白っぽいものは「スコッチガード」などの汚れ防止スプレーを、袖口や衿にあらかじめ吹き付けておくと安心。

8.大人のジーンズ
大人のジーンズの基本は、ストレッチの入っていないストレートタイプで、ダメージ感のない深いインディゴブルーのもの。
上に黒や紺のジャケットを合わせて、上等の靴を履けば大人カジュアルの感性。そこにダイヤの一粒ピアスかエルメスのスカーフなどを添えると、さらに大人っぽいクラス感が加わる。
ジーンズは値段にこだわらず、たくさん試着して自分の身体に合うものを見つけよう。

40代からそろえたい、小物と靴(P106)

・エルメスのスカーフ(カレ)
・パールかダイヤの一粒ピアス
・基本の3足/パンプス、レースアップシューズ、ローファー
ベーシックでいいものを押さえたら、その他はトレンドや好みで遊んでOK。靴は一番トレンドが出るところでもあるので、大人は服でトレンドを追うより、靴で取り入れて楽しむのもひとつの方法。