毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

ロジックを学べば、誰でもおしゃれになれる[男性編]☆☆☆☆

※はじめにお断りしますが、この本の内容は男性向けです。
オットが借りてきた本。
著者・MBさんは現役メンズファッションのバイヤーで、メルマガから人気に火が点き、この本が最初の著書だそうだ。

私が著者の記事を読んだのはネットで、確か「ユニクロで買うべきもの」と「買ってはいけないもの」を3点ずつ挙げた内容だった。
それが鋭くて面白かったので、お名前を覚えておこうと思ったのだ。

そのことは何も言っていなかったのに、なぜかオットも同じ記事を読んで興味を持ったらしく、この本を借りてきた。
今までなかった、画期的な1冊。


◆目次◆
はじめに
1 大原則とルール―メンズファッションにはロジックがある
2 服の選び方―今日買うならこんな服
3 服の合わせ方―コーディネート50スタイルを公開
4 偏愛アイテム―厳選したアイテムBEST15を公開
5 ファションの裏側―業界を知れば服がよりわかる
おわりに

著者は、「おしゃれはセンスではなくロジック」、と断言する。
つまり、ロジックを知れば誰でもおしゃれになれるのだ。

 私がこれまでの体験や考察から導きだした答えは、「おしゃれにはセンスではなくロジックが必要で、人それぞれでありながらも、みんなに『あの人はおしゃれだなあ』と思わせる着こなしのルールはある」というものです(P22)。

 むやみに流行を追わずとも、無駄にお金を使わなくても、誰もが着こなしのロジックでおしゃれに見せることはできます。しかし、ロジックを知らなければいくらお金を使ってもパッとしません。使うアイテムが同じであっても印象はまったく異なります(P10)。

冒頭の「おしゃれの教科書が今までなかった理由」がすごい。
そのひとつは「アパレルはビジネスだから」*1
ショップのスタッフは服を売ることがミッションなので、他のブランドと組み合わせる方法は教えてくれない。また、ファッション誌は、掲載しているブランドや広告主に配慮が必要なので、「ダメ」とは書けない。
ブランドやメーカーと繋がりなく、損得なしにファッションを語れる人は残念ながらそう多くない、ということだそうだ。

だから、著者のメルマガはまぐまぐで殿堂入りするほどの人気が出るのだ。もう「ファッション誌は要らない」と読者が思うのも納得。


ファッションにうとい人でも大丈夫な、ほぼ全編を通してベーシックな内容。
ルールがていねいに説明してあるので、その通りにすれば即そこそこおしゃれな感じになれる。

うれしいことに、ユニクロの商品も多数登場。品名もくわしく書いてくれているので買う時に選びやすい。
その一方で、ファッションにくわしい人しか知らないブランドやラインも紹介してある。


ユニクロは実はスローファッションなのだそうだ。定番になるよう、時間をかけてデザインを作り込んでいるそうで、「ファストファッション」とは一線を画しているのだとか。これは意外だった。
だからこそこの本の偏愛アイテムにも選ばれているし、ちょっと工夫すればずいぶんおしゃれに見えるのだ。


胴長短足」「30過ぎてお腹も出てきた」と語る著者*2が自ら着こなす、コーディネートスタイル50も参考になる。
男性だからかもしれないが、「やりすぎない」「自然」が実は目指すポイントのようだ。「悪目立ち」はおしゃれの対極とも言える*3


もうひとつ、印象に残ったのは文章の読みやすさ。これも人気の理由のひとつではないかと感じた。
押しつけがましくなく、ファッション誌にありがちなチャラチャラした感じもなく、ポイントをテキパキと説明していくところがとてもわかりやすい。
この手の本は若い人向けでは、と敬遠する世代も、この本なら大丈夫。


ただし、服が買いたくなるので要注意!まずクローゼットの着ていない服を処分してから、が原則です。
処分するべき服のリストも出ているし、昔買ったインディゴデニムの着こなし方など、そのままではNGな服の救済方法もあるので至れり尽くせり。

スーツ以外の服装に悩むすべての男性と、パートナーのファッションを何とかしたい女性におすすめです。
私のアクション:オットのワードローブを見直す
■レベル:守 


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:もうひとつは「おしゃれを感覚的に体得している人が多く、言葉にできないケースが多い」でした

*2:その辺がテクニックなんでしょうが、まったく見えません!

*3:ものすごくおしゃれな人は別ですが、「そこそこおしゃれに見える」を目指すなら