理想の暮らしがあるから、家がきれいになる(P19)
片づけを始める前に、あなたが暮らしのなかで大切にしたいことを、明確にしておく――。
多すぎるモノを減らすのも、モノをどこに置くかを決めるのも、みなさんが思い描く暮らしが一番の指針になります。
理想の暮らしは、心豊かに過ごせる時間や心地よい空間、大好きな人との心の交流で手に入る(P28)
部分片づけだけでは「リバウンド」が待っている(P29)
一部屋でも片づいていない物置部屋があると、汚い空間に目が慣れてしまって、審美眼が衰える。自分でも気づかないうちに、きれいにした部屋にもモノが流入してきて、「いつの間に散らかったの?!」に。
生活必需品は「定数管理」(P50)
必要最小限の数で管理し、「ダメになったら買い換える」方式で。
・パジャマ 1人2枚(春と秋に買い換え)
・下着 1人5枚
・靴下 3~5足
・ストッキング 3~5足
・ハンカチ 5枚
・バスタオル/フェイスタオル 家族の人数+2枚
収納のルール:個人のモノはなるべく個人の部屋で管理する(P59)
共有スペースに置く時は、モノを混在させず、人ごとに区切る。
家電の空き箱で取っておくべきなのは、扇風機とカセットコンロだけ(P87)
クローゼットもアンチエイジング(P93)
年齢とともにお肌の気になる部分が変わってきた化粧品を変えるように、洋服も年齢とともに似合う・似合わないが変化していくので、そのつど見直しが必要。
まずは仮置きでOK(P105)
残すモノと処分するモノの厳選が終わり、すべてのモノの住所を決めたら、すぐにその住所に移動できるモノは移動させ、そのままバックヤードにしまうモノはしまっていく。ラベリングも忘れずに。
置くと決めた場所がまだ他のモノでぎゅうぎゅうで移動できない、という場合は、押し入れに仮置きでOK。片づけを進めて、しまう場所ができたら移動させる。
住所をどこにするか迷っているモノも、押し入れに仮置きを。家が片づくに従って、モノの流れがよくなる場所が自然に見つかる。
洗面所下の収納ポイント(P139)
1.ストックは1個まで
2.洗剤類はシンプルに。不用意に種類を増やさない。
3.3割のゆとりで出し入れしやすく
4.すべてのモノが見渡せるように(洗面台下では中身の見えないケースは使わない)
書類、残すか捨てるかの基準は(P150)
「金目」のモノか、そうでないか。お金に関する書類だけ保管すればOK。
「見た目ゴージャス=金目の書類」と考えよう。