毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

台所も「カイゼン」できる☆☆☆☆

考えない台所 (Sanctuary books)
高木ゑみ
サンクチュアリ出版(2015/05/20)
¥ 1,188


※ [Kindle版] はこちら

考えない台所
サンクチュアリ出版 (2015/08/07)
売り上げランキング: 1,101

この本も『服を買うなら、捨てなさい』と同時期に、書店で見かけたもの。
「考えない台所」って何?と興味が湧いたので、図書館で借りて読んでみた。
人気らしく、ずいぶん待ったが、それだけの価値のある本だった。


◆目次◆
はじめに
1 マインド編
2 準備編
3 調理編
4 冷蔵庫編
5 収納・片づけ編
6 道具編
付録 仕込み&栄養満点レシピ

著者の高木ゑみさんは生徒数が800人超の人気料理教室を主宰、レシピ本も出版されている先生だ。

台所に立つことを憂うつに感じているたくさんの女性を見て、“もっと効率よくできますよ”と伝えたい、という気持ちからこの本は書かれている。

 この本は、「正しいルールを知って、効率的に台所しごとをこなすための本」です。
 なぜ台所なのか、疑問に思う人もいるかもしれません。けれど、断言します。台所しごとがうまくいくと、人生は大きく変わります(P8)。

高木さんは、なぜ習慣化が必要かをこう書いている。

 料理人たちが決められた手順を次々とこなせるのは、それが習慣になっているから。考えなくても勝手に体が動くようになっているのです。
 家庭でも同じ。「正しいルールを習慣にすること」で体が勝手に動くようになり、時間が短縮され、かつ完成度が上がるため、前向きになっていく。そして自分で自分を認められるようになるのです(P11)。

どうすれば習慣化できるか。

 それは、意識しながら継続すること。それで初めて自分のものとなるのです。
(中略)
 台所しごとを効率的に、段取りよく進めるには「センスのあり・なし」は関係ありません。
 正しいルールが習慣になれば、考えなくても体が動くようになるのです(P22-23)。

と、料理本らしからぬ切り口が斬新だ。


著者は料理教室を開く前、プロ養成の料理専門学校に通い、レストランの厨房で修業を積んでいる。そこで、効率のいい動き方を叩き込まれているのだ。
もちろん、それは料理教室にも活かされている。
ひとことで言えば、これは台所の「カイゼン」を提案する本だ。


高度に訓練された料理人の「しくみ」「考え方」を家庭に取り入れる。もっと身近な例でいえば、料理教室がスムーズに開かれ、時間通りに終わるメソッドを目指すと考えればいい。

たとえば、一番ヒットしたのが「全部出して、全部入れる」。これは、冷蔵庫にある材料や調味料を、「出すのもしまうのも一度にまとめてしまいましょう」というものだ。
これをやるには、はじめに何を作るかを考え、段取りも決めてからでなければできない。作りながら考えていたら不可能なのだ。
自分が通っていた料理教室を思い出した。部屋に入ると、調理台の上に、ほぼすべての材料と調味料がキッチリ計って並べられていた。あれを目指せば時短できる。


献立作りから片づけまで、しかも冷蔵庫の収納や効率のいい買い物の方法といったこまかいノウハウも、これ1冊でまるごと台所仕事を見直せる。
おそらく、今までにない本だろう。しかも、厨房の経験があって日々家庭でも料理している人しか書けない本なので貴重だ。


最初に「マインド編」という、料理本になじみのないページがある。
気分を上げる方法や、目的意識を持つなど、前向きに台所に立つための工夫も紹介されている。このページを読むだけでも、うんざりしている自分を責めずにすむ。

台所仕事の心理的負担を下げたいすべての女性に。もちろん、台所に立つ男性にもおすすめです。
■レベル:守
私のアクション:買い物メモのフォーマットを変える

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。