毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

これであなたもゴールできる☆☆☆


体調も良くなってきたことだし、そろそろまた走ろうかな、と何げなく言ったところ、オットが借りて来たのがこちらの本。

おなじみ金哲彦さんの本だが、何と、20回練習すればフルマラソンが完走できるという。
「うっそー、マジですか?」と思って読んだ。
嘘ではなかった。


◆目次◆
1 「たった20回」の練習で、フルマラソンが完走できる理由
2 「たった20回」の練習メニュー
3 大会の走り方をシミュレーションする
4 大会3日前からの過ごし方が重要だ
5 成功はギア&サプリの選び方にある
巻末付録 おすすめフルマラソン大会リスト

もっとも、この「完走」にはウラがある。
完走とは、「制限時間以内にゴールすること」であり、“すべてを走り切る”という意味ではない。あらら。

ランとウォークを組み合わせるのだ。「キロ何分で何キロ走り、そのあと何分歩く」という計画を立てて、それが実行できるところまで最低ラインの練習をする。
それが「たった20回」のからくりだ。

とはいえ、制限時間以内にゴールするのは特に初マラソンではとてもむずかしい。最後に体力がなくなって歩いたり、まったく走れなくなってバスに収容され、無念のリタイアということも聞く。
ところが、あらかじめ計画的に走ったり歩いたりしていれば、最後の最後でへばっている人をどんどん抜けるのだとか。
これは立派な戦略だと思う。


コースは2種類。「6時間完走コース」と「7時間完走コース」があり、自分が参加する大会や体力と相談して決める。途中で練習プランが分かれるので、5回目の練習の時に1キロを何分で走れたかでコースが決定する。
ただし、「最初は7時間コースだったけど、体力がついてきたから途中で6時間コースに変更」もOK。


「20回」というのは、週3回の練習で7週間、という設定だ。21回目が大会当日になる。
確かに、この通りやれば20回でそこそこ走れそうだが、よく見てみると1回の練習が80~90分。週3回ということは、平日にこのくらい走れる時間を確保しなければならない。
表紙に「仕事もあるから走ってばかりもいられない」とあるが、平日忙しい人にはなかなか厳しいのではないだろうか。
そのくらいできなければ、そもそもフルマラソンなんて走れない、ということかもしれない。

この本を読んで一番印象に残ったのは、「レースでは6時間や7時間、ずっと動きづけなければいけない」という当然のこと。練習で「90分も!大変だな~」と思っているようではダメなのだ。


練習メニューはもちろん、当日のシミュレーションで起こり得るさまざまな状況への対処法、ウェアやグッズの選び方、食事にアクティブレストのやり方まで全方向ぬかりなし。心強いテキストだと思う。


“究極の最後の手段”という気もするが、マラソンがどんなものかとりあえず走ってみたいという人や、ろくに練習もしてないのにエントリーしたら抽選に当たっちゃった、と慌てている人には最高の本です。必要に合わせてどうぞ。
私のアクション:ランとウォークを組み合わせて練習する

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