毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

食事だけでここまでできるアンチエイジング☆☆☆☆


先日読んだ、和田秀樹さんの『「思秋期」の生き方 45歳を過ぎたら「がまん」しないほうがいい』で紹介されていた本。
和田さんはすっかり心酔して自らこの方法を実践しているだけでなく、この方法を使ったアンチエイジング・クリニックまで開いたそうだ。

もっと詳しく知りたい方は著書を読んでください、と名前が挙がっていた2冊のうちの1冊がこれ。
どういうものなのか知りたくて読んでみた。


◆目次◆
事前テスト―若さを保つ能力を確認する
さあ、とにかく始めよう―老け込むかどうかは自分で決められる

1日目 老化の最大の原因である『細胞膜の炎症』について学ぼう
2日目 次に、『4日間のショートプログラム』で効果を実感しよう
3日目 第2の老化の原因である『インスリン抵抗性』について学ぼう
4日目 老化の原因である細胞膜の炎症につながる『食物アレルギー』について知ろう
5日目 誰もが知っているが、今一度思い出してほしい事実―『酸化とフリーラジカル
6日目 「ガチガチの体」になりたくなければ、コントロールが必要な『グリケーション』
7日目 『良質な脂肪』は細胞膜の活力と寿命をコントロールする
8日目 体のなかを覗いてみたい人のための事実―『動脈硬化とアテローム動脈硬化
9日目以降 問題の核心へ―手術なしに『30日間食べ方を変えるだけで10年分若返る』
30日目 旅の終わりに―若さと元気をとり戻した今、外見をさらに若返らせるために

プログラムを始める前に―老化予防を望むすべての人に欠かせない検査
医師から医師へ―専門知識を求めて
ときどき読み返す人のために

著者のショーシャ博士はフランス人医師で、長年アンチエイジングについて研究している人だ。そのクリニックには俳優など若くいることが仕事である人たちや、多くのセレブが通っているという。

欧米人相手の方法だからなあ、とちょっと割り引き気味で読んでみた。
でも、意外にまともな方法かも、とも感じた。

私は老化の最大の原因は「炎症」だと考えています。なぜなら、ほかの原因もすべて「炎症」につながるからです。…私は老化の原因を、「炎症」と、それにつながる「インスリン抵抗性」「食物アレルギー」「酸化」「グリケーション」「脂肪酸」「ストレス」の7つに分類しています(P16)。
※グリケーション(Glycation)とは糖化のことです


自分の現在の状態を知り、まず4日間プログラムをやってみて、そこで効果を実感できる仕組みになっている。
それで信頼できる、と感じたら30日間行うのだが、1人ひとりに合った食事内容にカスタマイズできるよう、摂取量の目安なども書いてある。

何しろ、実のところは30日で終了ではなく、一生この食べ方を続けた方がいいからだ。

それほど突飛な内容ではなく、こまめに水分を摂り、脂肪酸をバランスよく摂り、インスリン抵抗性を上げないために低GI食品を選ぶようにする、など。
一般的な感覚よりも炭水化物は少なめ、タンパク質は多め。
まあ、甘い物はほとんど食べられないし、夜は主食はなし(炭水化物の多い野菜もNG)なので、やってみるにはそれなりの覚悟が必要だと思う。


和田さんの本では、「内臓が活発化する時間に合わせて摂る栄養素を考える*1」、「オリーブオイルを積極的に摂る」の2つを心がけるように書かれていたが、そのくらいならできそうだ。


また、7つの老化の原因を避けるにはサプリメントの摂取を勧めているが、自分にどれが足りないかはわからないし、いい製品かどうかの見極めもむずかしいので、実際にはアンチエイジングクリニックで相談する方が安心だろう*2

この本で特筆すべきなのは、若返りの美容整形などには一切触れていないこと*3。著者がいかに食べるものと、正しい食べ方を重要視しているかがよくわかる。


最も簡単な方法は、できるだけ生か生に近い食品(冷凍も可)を摂ること。加工すればするほど、体に必要な栄養素が失われ、不必要なものが添加されるからだ。
野菜はお昼1食で250g摂るように書いてある。
今時そんな食事ができる人がどこにいるのか、とも思うが、完璧にできなくても、正しい方向性を知っていれば、それにできるだけ近づけることはできる。

私自身はどんな理論か知りたくて読んでみたが、日本人向けの基本は和田さんの本で充分だった。
興味のある方は読んでみてください。
私のアクション:食事はまずタンパク質から食べる 

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読書日記:『「思秋期」の生き方』


※この本のメモはありません

*1:甘い物を食べるなら、膵臓が活発化する16~17時がいいそうです

*2:和田さんのクリニックで受けることが可能ですが、保険は利かないそうで、かなり高額

*3:しわ取りのボトックス注射とハリを出すヒアルロン酸注射には言及しています