毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

ビジネスの発想で家事を効率よく☆☆☆


この本の著者、本間朝子さんの肩書きは「知的家事プロデューサー」。知的と家事がどうつながるのか不思議だったが、読んで納得。
目からウロコが落ちる、私にとっていい本だった。


◆目次◆
第1章 知的に家事をこなそう。
第2章 家事がしやすい環境をつくろう。
第3章 家事の問題を解決しよう。
第4章 家事は1人でしない。

本間さんはもともと、フルタイムで働きながら家事もひとりでこなそうと奮戦していたそうだ。夜10時に帰ってから台所に立つこともしばしば。
でも、ある時限界を感じてもっと効率化できるのでは?と工夫し始めたのがきっかけで、今の仕事につながっていったのだという。

私が面白いと感じたのは、さすがはバリバリ働いていたビジネスパーソンらしく、ビジネスの発想を家事に結びつけているところ。
パレートの法則(80対20の法則)を使い、自分にとって何が20になるかよく考えましょう、とあった。
まさか、パレートの法則で家事を考えようなんて思ってもみなかった。
それに、文中に用語としては出てこないが、明らかに「SCAMPER法」を使ったと思われる記述も。
※SCAMPER法については、この記事がくわしいです。
アイデア発想術7「SCAMPER」:sta la sta(ブログ。残念ながら現在は更新されていません)
さらに、「家事環境を整える」という発想も、もともとはお仕事で工場の効率化を考えていたところがヒントになったそうだ。
私もそれなりに組織で働いてきたので、そういう目で家事を見直せば、うんざりせずに取り組めるかもしれない。

私がこの本で得られたのは次の3つ。

  • ハードルを下げる

完璧を目指していないか?自分の求めるレベル、今できるレベルを考え、まずは今できるレベルが達成できればよしとする。慣れれば少しずつレベルは上げられる

  • 得られる効果が大きい20%に集中する

リターンが大きいのは何か、よく考えて取捨選択する

  • 家事環境を整える

すぐに作業にかかれるか?必要な道具は揃っているか?作業効率を上げるには、実は環境が大きくものを言う

私の収穫は理論や考え方に集中していたが、もちろん具体例も豊富。献立を考える手間を減らす「曜日ごとにジャンルを決めておく方法」や、平日は料理をしないですむ作り置き、予防掃除やアイロンがけを減らす方法、など家事全般をカバー。さらに最終章ではアウトソーシングや家族(主に夫)に家事を負担してもらう作戦などもあり、これ1冊でひと通り見直すことができる。

毎日の家事に疲れ果てている方は、発想を変えるためにも一読をおすすめします。
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