毎日「ゴキゲン♪」の法則・暮らし編

「暮らし」をみがく読書日記。今の関心は健康的な食べ方、質のいい睡眠、時短家事です。

「筋肉を育てる」という発想☆☆☆

体が変わる!「きくち体操」 (健康人新書)
菊池 和子
廣済堂出版 (健康人新書)(2007/12)
¥ 840


ご存じでしょうか、「きくち体操」。私は知らなかったが、母は知っていた。50代以上の女性向け雑誌などによく紹介されているそうだ*1。菊池和子さんという方が作った体操で、どんなものかと書店で本を見た時に驚いた。菊池さんは70代後半なのに背筋が伸びてデコルテも美しい。
もっとくわしく知りたいと思い、図書館にあったのがこの新書。CDやDVDはついていないが、なかなか楽しく読めた。

  

タイトルだけ見て借りたら、この本は男性、それもお父さん世代に向けて書かれた本だった。
というのも、きくち体操を始めた生徒さん(女性)はみんな元気に若くなっていくのに、ご主人がそのままでどんどんギャップが開いてくるのだそうだ。また、実際にご主人の入院や介護で教室を休む、という人が多いので、ご主人にも元気になってもらいたい、というのがこの本の目的だ*2


ムック本と違い、ほとんど文字だけ。写真はなく、シンプルな線のイラストが載っている。理論だけかなと最初は思ったが、ポイントはきちんと押さえられているので、この本でもちゃんと体は動かせる。イラストに添えられた言葉が絶妙なのもいい。
おそらく、女性は“理論はいいからとにかくやってみたい”人が多いのに対し、男性は“なぜそうするのがいいのか、どういう目的か”という理論が必要なのだろう。私は以前やってみた脳のタイプ診断で「男性脳に近い女性脳」だったので、くりかえし目的や意味、どこの筋肉を刺激するかを説明してくれるのがわかりやすくてよかった。


体は本当にちょっとしたことで変わる。どこをどう意識すればいいか教えてくれるのがありがたい。
たとえば、姿勢が悪い人は「肩甲骨を1ミリ下げる」ことを意識すればいいそうだ。たったそれだけで不思議にことに、背中だけでなく腹筋の下の方まで力が入り、しゃんとするのだ。

筋肉を鍛えるのではなく、育てるのだそうだ。死ぬまでこの体で生きていくのだから、大事にするという発想は新鮮だった。
運動嫌いな人でも、できそうな体操です。興味のある方はぜひ読んでみてください。

*1:実家で療養中に、新聞広告でよく見かけました

*2:現在は一部男性クラスもあるそうです